異世界転生を果たしたが動じず普通に喜んで（？）いた主人公。本人曰くややゆがんだ性格を異世界でもいかんなく発揮する...と思いきや愛に触れて単に恋愛脳になる話。主人公は才能もあるけどめちゃめちゃ努力家で、人間不信っぽいところもあるけど、いい子です！　　伏線もなければ落ちもなく裏もないけどほっこりしましょう！　(*^▽^*)

・３０分くらいで読める百合小噺です（1万文字程度）。 ◆桜咲く四月──聖なろう学園に入学した新入生の朝霧八重は、一年先輩の雫石一二三に一目惚れしてしまう。 ◆彼女に近づきたい──その一心で、八重は一二三の所属する女子レス部に入部した。 　そして、八重は一二三との居残り練習を通じ、徐々に彼女との距離を縮めてゆくことに成功する……。 ◆だがしかし、そんな後輩に対し、一二三は焦る気持ちを抑えられないでいた。 　八重が化け物じみたレスリングの才能の持ち主だったからだ。 ◆やがて春が過ぎ、夜風の中に夏の匂いが混じる頃、八重は一二三に勝負を持ちかける。負けた方が、勝った方の言うことを、何でも一つ聞くという条件で………… ✾2021年3月22日　「卍卍卍　くみあうっ　卍卍卍』を改題し、リライトしました。