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作者:毛野智人/作品情報/Nコード:N9773HE
短編 |
雨宿りのために駆け込んだ喫茶店は、レトロを絵に描いたような独特な雰囲気の空間だった。珈琲に付いてきた琥珀糖を齧る私の耳がとらえた不可思議な音。咀嚼音らしきその音を立てていたのは、男らしくも女らしくもない人物。彼が食べているのは、どうやら私の食べている琥珀糖とは違うものらしい。彼の姿に魅せられて、拘りのない私の価値観は脆く崩れた。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 身分差 伝奇 私小説 シリアス 中性 現代 昭和 グルメ レトロ喫茶 幻想文学 幻想小説 琥珀糖 宝石 鉱物 匂い系? 最終更新日:2021/09/11 15:23 読了時間:約12分(5,620文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 32 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 28 pt |
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