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作者:真蛸/作品情報/Nコード:N4136EY
短編 |
小学生のタキイシ・ハマナとリリイ・ユリの乗る宇宙船には、計五部屋の大小さまざまな無重力ルームがあった。それは娯楽施設で、ぷかぷか浮かんで瞑想にふける、空間を泳ぎ回ってトレーニングする、仲間たちと鬼ごっこなどで遊ぶといった使い方がされている。ユリは大きいルームにハマナを誘うが、ハマナは小さいルームを予約していると言って断る。ユリは怒ってひとりで大ルームに行ってしまった。ユリには秘密の場所があった。大ルームの中の天井の梁で、そこは重力のある部分だった。そこをハマナに教えてあげようと思ったのに、と腹を立てながらユリはそこで寝入ってしまう。しかしその日は午後四時からワープで、全員それまでに自宅に戻って固定カプセルに入らなければならない。ユリはルームの退室を促す放送で目を覚ますが、体が梁の隙間に入り込んで動けなくなっていた。ユリは焦った。ワープが始まったら体がバラバラになってしまうのだ!
ジャンル:宇宙〔SF〕キーワード: 日常 ワープ 遊戯施設 半バッドエンド 最終更新日:2018/08/18 10:11 読了時間:約36分(17,868文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 4 pt |
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