[-1-]
作者:成橋 阿樹/作品情報/Nコード:N8901JB
完結済 (全108エピソード) |
『僕が今、目にしているものは僕の未来に必要な事なのか』
平穏は悲劇が起きた後に平穏と知る。
失ったものの大きさは、取り戻す事の出来ない無力感で知る。
絶望が生きる意味を打ち消し、もう何も見たくないと命を断とうとした来だったが、何者かに助けられ、目を覚ました。
再び開けた目に映ったのは、穏やかな笑みを見せてはいるが、真意の知れない男だった。
何故、助けたのかと訳が分からない来に男は言った。
『この世には、身を隠してでも生きなくてはならない理由を持つ者がいる、自分もその一人』だと。
訳の分からない来だったが、男は『任務』と称して、クセのありそうな男をバディに来を真夜中に行動させる。
口も態度も悪いバディ、麻緋と行動を共にしていく中、来は自分に起こった悲劇が何故だったのかを知っていく事になる。
そして、麻緋も自分と同じような境遇に陥っていた事も知った。
天才術師である麻緋の持つ『正邪の紋様』が、来にも関わりがあった事。
影響が大きく、危険でもある正邪の紋様を奪う為、来たちの前に立ちはだかる、呪いを生む顔のない面を持った『境界者』の存在。
神秘の力を得る為の犠牲が、『闇犬』となった来たちを追い詰めていく。
神に守られている事と仕わされている事の違い。
本当の『生贄』は誰なのか。
自分たちが今、目にしているもの……それは未来を奪わせない為に抗うべきものだ。
奪われたものを取り戻す為、闇に身を隠し、闇の中で闘う呪術ファンタジー。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 残酷な描写あり ネトコン13 シリアス ダーク 男主人公 現代 バディ 呪術 バトル ファンタジー 吉凶 占術術式 最終更新日:2025/07/16 19:48 読了時間:約421分(210,259文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 30 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
[-1-]
検索時間:0.0134539秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。