宮沢賢治「双子の星」を現代版にアレンジしてみました。

『――汝。加護を与える』、ガラガラの声が聞こえた直後、アスクはオフィウクスの力を手に入れる。 しかしそのせいで産まれ故郷「牡羊の星」を追われてしまう。 13番目の惑星「蛇遣いの星―オフィウクス―」。その存在は他の12の星ではなかったことにされるほど忌み嫌われていたから。 逃げ込んだ先につながっていたのは『双子の星』。 そこで出会ったのは、同じ『オフィウクスの加護』を得し者たち。 謎のフードの男から、神話の嘘を聞かされるもアスクは信じられない。 フードの男の弟子、マルフィクと共に『双子の星』の衰退の真実を自分の目で確かめる！ それがアスクの長い旅路の始まりだった。 乙女の騎士スピカ、幼馴染のヘレ、おちゃらけトレジャーハンターのレグルス、裏のあるお嬢様アルディと星を巡り、出会いを重ね、共に歩み続ける結末は……。 オフィウクスに選ばれた”彼”の運命が動き出す。 ------ 4章天秤の星更新開始しました。 （執筆速度にはよりますが月１・２目安で更新予定）

主人公である大学院生の江田（こうだ）玲奈は、量子コンピュータの可能性を研究している若き物理学者。彼女は、最新の実験で「もつれ」をもたらす粒子ペア（フォトン）を安定的に操れる技術を確立しようとしている。そんな折、玲奈の幼なじみで天文学者の望月拓海が謎の通信現象を観測する。なんと、地球から遥か遠い銀河系外にある恒星系と地球間を結ぶかのように、同時に反応が起こるシグナルが発見されたというのだ。 玲奈の研究分野である「量子もつれ」に似た現象が、実際の天文観測でも起こり得るのか――興味を抱いた玲奈は拓海とともに観測データを解析し始める。やがて、玲奈は宇宙規模での「量子もつれ」に関する驚きの事実を知ることになる。 量子もつれをテーマに書いてみました。 すぐ読める短編なのでぜひご一読ください。

芹沢明里はある日、不思議な少年に出会う。 「僕の音を探して欲しい」と言う、明里以外には誰にも見えない少年との交流が始まる。幽霊でも生き霊でも守護霊でもない、彼は一体何物なのか。 少年の話によると、自分達は2人で１つの魂を分け合う双子の魂なのだと言う。ツインソウル、ツインレイ、魂の片割れ、双子の星などいろんな呼び方があるらしい。人生も前世と現世の２つで１つとして計画して生まれていると話し出し、やがて少年の話している事が現実に起こり始めて−–−–−− 　何気ない日常や謎めいた出来事、ホラーのような怪談話、主人公の重い過去。そして少年の大きな秘密が解き明かされていく、スピリチュアル・ファンタジー。 ※お話の中に性的な表現や犯罪、病気等も含みます。苦手な方はそっと閉じてくださいますよう、お願いします。 ※10年以上前に完結したお話をそのままにしていて、（色々な文学賞に応募して全滅）データが壊れて見られなくなってしまいました。どこかに残しておきたいと思い、思い出しながら書いています。 ※主人公と謎の少年の10年間を描いた物語です。

　星の光を信仰する国「アステリオス」 　そこに住む少女スピカは、魔法のような力「輝術(きじゅつ)」の光を浴びると体調を崩してしまう、特異体質であった。 　自分のルーツを解き明かせば、体質改善のヒントになるのではないか。そう考え、友人のアヴィオールとともに冒険を始めるのだが、問題はそれだけに留まらない。 　やがて少女は、世界の秘密に触れていくことになる…… ﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏ お越しいただき、ありがとうございます。 好き勝手書いてる王道ファンタジー(のつもり)です。 恋愛、家族愛、許しをテーマとしております。 最近、王道ファンタジーが少なくなりましたね。 転生や転移も面白いけど、古き良き王道ファンタジーも愛そうではないか！ の、ノリで書いております(*'▽'*) イーハトーブを意識しております。一部、お借りしている表現もあります。ご了承ください。

魔法なんて現実世界ではありえない。だから人はアニメやゲームでそれを体験したがるんだ。他人に関心のない虎太郎(こたろう)は、ゲームの世界に憧れてプログラマーとしてゲームの製作会社に勤めていた。しかし、人気のないゲームのプロジェクトに参加していたため、毎日クレームの対応に追われていた。転職を考えたある日、ふと空を見上げると無数の流れ星が流れてきた。その美しい光景に見とれていると、二つの流れ星が自分のもとへ降りてくる。手のひらで受け取ると、その光は静かに消えていった。 流れ星はこれから起こることの前兆に過ぎなかった。３ヶ月後、人が不可解な状態で死に至る事件が多発する。突然燃えて灰となってしまう人、体中から水があふれ出し、液体となって服だけを残して流れてしまう人、強風が吹いたと思ったら砂となって飛び散ってしまう人。死因は様々で死体も残らないため警察も医者もお手上げだった。 虎太郎は人気ゲーム『ウェポンマスター』のプロジェクトチームへ異動となる。人気ゲームの制作側に入れたことを喜んだものの、プロジェクトのメンバーは自分と上司の二人のみだった。しかも、『ウェポンマスター』のプログラムは全てＡＩが管理しているのでやることはないと言う。そんな中で、虎太郎は上司に『ウェポンマスター』とＡＩのプログラムの解析をするよう命じられた。人が作ったプログラムをなぜ解析しなくてはならないのか疑問に思いつつも、コツコツと作業をしているとＡＩが話しかけてきた。完全独立型のＡＩは、虎太郎とだけ話をした。ＡＩの話を聞いていると、現在起きている不可解事件の被害者は全て『ウェポンマスター』のプレーヤーであり、あの日流れ星を受け取った人間であることが判明した。 虎太郎自身も流れ星を受け取った者であり、『ウェポンマスター』に配属されてから自分自身もプレイしていた。『ウェポンマスター』と流れ星の関係、流れ星と不可解事件の関係は一体何なのか、謎が深まる中、現実世界で魔法を使える人間が現れ始めた。同時に、不可解事件は恐ろしい事態へ発展していく。人間が化け物となり暴れ回るようになった。それを止めるのは魔法を使える人間。化け物と魔法が出現した世界、人間はどう対抗して行くのか、人類の命運を分けるのは虎太郎の存在だった。

「Restart：双子の星を受けし者たち」のサブストーリーです。 コタローがゲーム『ウェポンマスター』に関わる以前のお話です。 実は自分が養子であったことにショックを受け、引きこもりになった下楽蒼井（したらあおい）。 やたらと人に好かれ、人を信じやすい年上の従妹の福田優士（ふくだゆうじ）に誘われ、高校卒業後は彼の実家の家業を手伝うことに。 人と話すことが苦手だった蒼井は営業マンとして優士に連れまわされる。 優士は蒼井に人との接し方を学ばせ、蒼井は人を信じすぎてしまう優士の助けとなる。 そんなある日、会社に現れた木村と名乗る人物との出会いで彼らの人生が変わっていく。 木村の話は、魔法やモンスターなどゲームのような話が現実になるという内容で、どう考えても信じがたい。また優士が騙されていると思い慎重になる蒼井だったが、木村に連れて行かれた施設で見せられたものは、手品でもショーでもない明らかな魔法だった。 Restart：双子の星を受けし者たち https://ncode.syosetu.com/n9027go/ 本編もぜひお読みください。

Restart：双子の星を受けし者たち（https://ncode.syosetu.com/n9027go/）のサブストーリーです。 こちらを読んでからお読みください。 今回は、銀次と紗奈のお話。 本編ではあまり目立たない二人ですが、実は二人の微妙な関係は、魔法を使えるようになる前から始まっていました。 切ない二人の恋の話です。 お楽しみいただけたら幸いです。

仲の良い双子のうんぬんかんぬんの話

姉と私は双子の星に生まれた。 二人で一緒に歌手という仕事と学校生活をたのしくおくっていた。 　しかし、そんなある日私と姉は喧嘩をした・・・。 ただの喧嘩なら仲直りできたかもしれない。だけど・・・。 この物語は、私と姉の絆の物語。 すべてを読むまでどうなるかは誰にも分からない・・・。