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作者:安路 海途/作品情報/Nコード:N3603HJ
完結済 (全10エピソード) |
誰もいない図書館では、ロボットたちだけがいつもみたいに働いていた。わたしはそれを、カウンターの向こうから一人で眺めている。何しろ、この図書館には百年近く、誰もやって来ることなどないのだから。
ところがある日、騒々しい足音とともに二人の人間が姿を現す。銃を持ち、緊迫した面持ちのその二人に向かって、わたしは言うのだった。
「――ようこそ、いらっしゃいました」
けど、どうも様子がおかしい。その二人はぎょっとした表情を浮かべて、こちらを見るのだった。ようやく現れた、初めての来館者だというのに――
(17/6/14~17/6/19)
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 未来 ロボット 日常 近未来 人工知能 短編 図書館 猫缶 クーデター マキナ 反世界戦線 フミ ニボシ 33と1/3回転 最終更新日:2021/12/24 00:00 読了時間:約52分(25,506文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 34 pt ブックマーク: 7件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
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