ある日の事だった。 もう一人の【勇者】で仲間である男とファルの交わる姿を目の当たりにしてしまう。 ソリトの気配に気付いた最低【勇者】はソリトにファルを恋人として紹介された。 否定も助けも求めなかった。 裏切られた事を理解した。 そして、ソリトはパーティーを脱退する。 パーティーから抜けたソリトは一人で森のなかにいた。その途中、魔物と遭遇し討伐していった。 「愛していようと結局は人は裏切る。だったら俺は誰も信じない」とソリトは心を閉ざした。 その時、パーティーにいた頃よりも強力な力を得た。 ソリトの勇者としての真価である仲間と自分の能力を相乗させた分だけ強化する【調和の勇者】というスキル。 それが反転し【孤高の勇者】というスキルとなっていた。 その能力は一人である限り、能力が底上げされ、経験を積めば積むほど相乗するという物だった。 スキル名同様に一人で生きることを決めたソリト。 だが、ある日立ち寄った街で女の子を偶然助けたのだが、実はその女の子は聖女だった。 聖女はそれをきっかけに付き纏うようになった。 突き放しながらもしつこいが「しつこくありません！」無視しつつ「しないでください」魔王討伐の旅をするソリトと付き纏うようになった聖女との出会いから日々が始まる。 聖女「だから付き纏ってません！」

第10回ネット小説大賞コミックシナリオ賞受賞。 全３巻発売中！ 「無能は追放だ！」 　主人公のリクトは仲間を陰から支え、Sランクパーティーに導いた立役者。しかし彼はこの世界で唯一魔力がゼロなことに加え、ステータスも平凡だったことから『無能』の烙印を押され、勇者パーティーから追放されてしまう。 　ではなぜ彼が立役者なのか。それは彼に≪反転≫というユニークスキルがあるからだった。 　この能力は敵のステータスを反転させるというもので、上級モンスターであればゴブリンやスライムなどの低級モンスターと同じステータスにすることが可能。そのためリクトの所属していたパーティーはどんな強敵と出会っても楽々倒してきたのだ。 　そうとは知らず、自分たちは強いと勘違いしてしまった残りのメンバーは後悔することになる。そしてのちに没落してしまった彼らはリクトに逆恨みし、この世から追放しようと誓うのだった。 　これは追放された少年が、同じく無能と呼ばれ追放された者たちとパーティーを組んで魔王を討伐し、自分たちの評価を反転させる物語。

はんてんゆうちゃ幼稚園。 それは『幼馴染の恋人に裏切られパーティを脱退した勇者のスキルが【反転】する〜何故か偶然出会った聖女が付きまとってくる(放っておけないだけです)が無視だ(しないでください！)〜』の本編とは関係ないアナザーワールド的なプチ外伝世界。

仲間に裏切られ魔界に取り残された勇者、ロイ。 彼は魔獣と化しながらも百年の時を過ごし、特殊スキル『反転』を手に入れる。 その力で過去に戻ったロイは能力を隠しつつ、二度目の学園生活をやり直す。 しかし見覚えのない少女ノンや、一周目の英雄・天才少女ミカドと仲良くなり、彼が体験した歴史はその形を変えていく。 復讐の為、そして己の運命を覆す為、彼は新たな仲間と共に再び青春を謳歌する！ 旧題：廃棄勇者のリスタート