猫と映画に囲まれて暮らせたら」――そんな夢、叶うはずがないと思っていた。 動物科学を学ぶ大学生・こはるは、保護猫活動を仕事にしたいと願う一方で、趣味は全国のレトロな名画座めぐり。そんなある日、訪れたシャッター商店街の片隅で、運命的に出会ったのは《名画座ヤマネコ》。 そこで見つけた「事業承継者募集」の張り紙。 条件は――「20年間、映画館を続けること」。 猫専門映画館×猫カフェとしてのリニューアル、保護猫の譲渡活動、そして笑顔を取り戻す町の人々。 これは、猫と映画が紡ぐ再生の物語。 誰かの心にそっと灯をともす、小さな奇跡がここにある。 ★月に一度の譲渡会、猫たちだけが知る夜の秘密上映会。 じんわり、ほっこり、涙のあとにやさしさが残る、あたたかな猫映画館ストーリー。

師を失い一人ぼっちになった魔女の少女アリシア。 アリシアは世界を恐れて育った魔女の森から出ようとはしなかった。 しかし運命は彼女を外の世界へと導く⋯⋯ そこは『やさしい世界』だった。 あたたかい人達と出会い、ふれあいアリシアはこの世界を知っていく。 心優しき『姫騎士』、気高き『魔導皇女』、博愛の『聖女』 そして、何も目標もなかった『銀色の魔女』 この四人が出会った時、真の物語が始まった。 アリシアは仲間たちと共に知っていくこの『やさしい世界』の裏側に隠された真実を⋯⋯ なぜ自分が⋯⋯『銀色の魔法』は生まれたのか？ これはそんな最後の魔女の物語。 【第一部 あらすじ】(完結済み) この世界で最後の魔女の弟子アリシアは一人で歩き始めるこの世界を。 やがて共に歩む仲間たちと出会い知ってゆくこの『やさしい世界』を⋯⋯ しかしその『やさしさ』の陰に隠された世界の真実を知った時アリシアはどうするのか？ 【第二部 あらすじ】 仲間たちと共に『やさしい世界』を護ったアリシアは新しい目標に向かって歩き始める。 時同じくして自分の夢を叶えようとこの新しい世界に加わった三人の少女たちが集まった。 はたしてその夢は叶うのか？ 彼女たちと巡り合いアリシアはどうするのか？ 今新しい物語が始まる！

泣きたいときは、泣けばいいのかもね。