街の薬屋で働く錬金術師のロディ・リゼット。 そんな彼の元に王宮から1通の手紙が届く。 そこには "次期国王選定へのご招待" と書かれていた。 何かの間違いだと、辞退するために王宮に向かった彼に、 候補者からの刺客が襲い掛かった。 刺客を手配した候補者の名はラディウス・クラン。 彼は王になり力と恐怖でこの王都を支配しようとしていた。 そんな刺客との死闘のすえ、ロディは 民を導く優しい王になることを決意する。 最弱の汎用ジョブである錬金術師に立ちはだかる 数々のレアジョブ持ちの候補者たち。 果たして彼は他の候補者を倒し、優しい王になることができるのか。 王の器にふさわしい人間を決める戦いが今始まる。

異世界の地「カント」の南西海岸に位置する小王国、エルガンデラ王国。今から十数年前、長い間国威を保ち外敵からの守護者となっていた国王「ディルダム・フッセル三世」が崩御し王国は混乱状態に陥る。新国王選定に時間がかかり、時が経つほど内乱の機は高まるばかりだ。宰相は救国の為、別世界から国王候補を召喚し国救いの英雄を探すことにする。

マッサージ店を営むルークのもとに、ある日突然騎士たちがやってくる。ルークが『国王選定の儀』の候補者の一人に選ばれたと言うのだ。 候補者達の中で『最高の伴侶』を見つけた者が国王になれる『国王選定の儀』。 他の候補者は、引きこもりの第一王子とルークを迎えに来た麗しい騎士。 一体だれが最高の伴侶を見つけて国王になれるのか？そして最高の伴侶とは？

アレクシスは、公爵家の三男で、１６歳。 貴族の子息として大事に育てられてきたのだけれど、可愛くてやんちゃな魔女ニーナとの出会いが全てを変えた。 この国で一番魔力が強いものがなる国王の候補者に、神のお告げとやらで、アレクシスが選ばれてしまったのだ。……アレクシスには魔力は無い！ そして国王候補は、強大な魔力を持つニーナがなるはずなのに！ 国王選定儀式に参加したくなくて逃げ出したアレクシスは、街道沿いを旅をして宿場町へ辿り着く。そこには活気に溢れ働く若者たちがいた。優しい仲間に憧れ、成長していくアレクシス。 国王選定儀式の一方で、ニーナはまだ、黒船の呪いに苦しんでいた…… ほっこりしてちょっと笑える、ある王国の物語。

メロウ 「国王になんて全く興味がない。 　大切な家族、友達がいてくれれば 　それ以上幸せなことはない。」 【サンライン王国】 ・世界の7割を支配する王国 ・王国内は5つの階層に分けられている。 ・国王は世襲制ではなく、各階層から２人ずつ選ば 　れた「印」を与えられた者の中から選定される。 ・国王選定はいかなる場合でも拒否出来ない。

この度めでたく私、エリス・フォーリアは男爵令嬢のいじめなんて生ぬる……馬鹿らしいことをしたという理由で婚約破棄をされました。 全く身に覚えもありませんし、その男爵令嬢の名前すら知らないのですが。 まぁ、そういうことで王家を見限った私は王国から店舗を撤退させていただきます♪ ……のはずが、何故国王選定の最有力候補に名前があがっているのでしょうか？ そのうえ、他の公爵家の方々から頭を下げられ、隣国の王子との婚約話も進んでいるのですが、何故でしょう？

　遠山咲利は、役者の世界を辞め、自堕落な生活を続けていた。そんなある日、何の前触れもなく異世界へと転移してしまう。そこは『シーヴ』なるものが、国王の資質を評価し、その資質順に順位付けしてくれる世界だった。咲利はそんな世界でイーターという「世界を滅ぼす」ほど強力な能力を与えられてしまう。咲利は世界を滅ぼさないためにも、とりあえずその世界を自分のモノにすることにした。

　フェリウス国王選定試験。王の証である王剣の持ち主を決めるための儀式に、七人の男女が召喚された。召喚者に提示された内容は一つ。騎士となって誰よりも優れた力を示すこと。そうすれば、いかなる願いもかなえられるというものだった。 どんな犠牲を払ってでも叶えたい願いを秘めた六人は、自からの思いを成就させryために騎士として剣を取る。しかし、星井空人（ほしいそらと）だけは、願いを持たず、つまらない日常より憧れの異世界で生活したいという理由で騎士となる事を決意する。 空人は自分の主人となった少女、アリシアの悲願を叶えるため選定試験を争う事を決意した。王を決める戦いの中で、空人は王剣を望む候補者達の望み、騎士となった者達の願いに触れ、次第に自分の願いが何かを探し始める。