饒舌は、雄弁とは程遠い。 　語るに落ちる前に、その口を塞げ。

　平和な街にある夜、突然に隕石が降ってきた。 　好奇心旺盛な高校2年生、ヒロトは夜中だろうとお構いなくその現場を見に行くのだが、同じ目的で来ていた担任の教師に見つかって帰されてしまった。しかしその日を境に教師の様子がおかしくなる。 　人が変わったように機嫌の良くなった担任に連れられて、隕石の墜落現場に校外学習に行くことに。悪天候の中、墜落現場の山を登り、隕石のせいでできた洞穴までたどり着くと、雷が落ちてきた。 　まばゆい光に包まれて、次に目を開けるとなんとそこは異世界だった。 　敵か味方かわからない異世界の兵士、少しずつ異能に目覚める生徒たち、そして生徒たちに紛れる『何か』と共に異世界の冒険とサバイバルが始まった。 ※序盤は平和に進んでいきますが、徐々に鬱展開、グロテスクな展開へと発展する予定のため、苦手な方は閲覧しないでください。 ※賞応募のために急遽載せた作品のため、あまりにも伸びなかった場合、途中で打ち切る予定です。

※洋画、強烈な意外性のあるラストが好きな方必見！　複雑な謎解きを求める方大歓迎！ 　ずっと一緒にいようね、と、永遠の愛を誓い合ったふたりの人生に起きた悲劇と試練。毎日世界中で多くの人が亡くなっています。生き残された側にも悲しみがあり死者にも伝えたいことがある。あなたは魂や天国の存在を信じますか？ 　愛する人との別れ――精神世界を描いた単純明快ではない青春ミステリー小説であるのと同時に、生と死と愛と友情、命がテーマの物語。メッセージ性の強い作品。 ☆あらすじ☆ 　無料でサイパンに行けるモニターツアーに当選した主人公の島谷類は、友達を誘ってサイパンに向かった。だが旅客機が無人島に墜落し、自分たち以外の乗客は全員死亡。 　気絶から目覚めればジャングルだった。だが何かがおかしい…ここは現実世界か？島の生体は鉄のように硬質。火の中に生魚を放り投げても不思議な力に守られているため絶命することはない。この島では生体である自分たちも不死身なのか？大破した機体の中なぜ自分たちだけが生きていた？ 　島の数々の謎――眠ればなぜか現実の学校とリンクした不思議な鏡の世界へと移動する。都内心霊スポットの廃墟の鏡の前で怪死した若者たちと、三十年前に行方不明となったその廃墟の元住人の少女と島との繋がり…少女は今、鏡の世界に囚われた魔物となっているが、それはなぜ？途中で発見した朽ちた軽飛行機と少女を繋ぐものとは？少女が握る鍵とは何なのか…墜落日で止まったままのスマホの日付表示は、島にいるかぎり全員が永遠の十七歳となったことを示すが、それはなぜ… 　頭が混乱した彼らは、旅客機の墜落の衝撃により、死神が創り上げた脱出ゲーム（異世界）へワープしたのだろうと推理した。この奇妙な島から現実世界へと戻るためのゲートを探し始める。 　少女と、島の謎を知るがそれを隠す乗客の幽霊に、ゲートを見るための答えは墜落現場にあると教えられたが、そこには乗客の死体と旅客機の残骸以外何もない。答えがわからない限りゲートを見ることはできない…すべての異なる謎には、実は隠れた共通点がある。一見共通性のない謎がひとつの答えに結びついた時、全員が永遠の十七歳となった理由もゲートの内部にある真実も明らかになると、乗客の幽霊は言うが… 　最後まで先が読めない展開、ヒューマンドラマを軸にしたファンタジーな青春ミステリー開幕

追うものと追われるもの。死んでいく人間が託す最後の望み。墜落現場での小景。 ２ちゃんにて発表したものを手入れして再録しました。

「シルヴァ共和国」の辺境の開拓村で祖父と治療院を営んでいた、 石動隼人（イスルギ　ハヤト）は、ある日、隣国「オーランド帝国」の飛空艇の墜落現場に出くわし、そこでルナという少女で出会う。 ルナは5千年前に開発された『巨人騎士（Giant Knight）』と呼ばれる古代兵器（アーティファクト）の中でも更に特別な機体と呼ばれた22体の『アルカナ ナイト（Arcana　Knight）』と呼ばれる機体の制御機能、『人工精霊（アーティフィシャル・スプリット）』だった。 隼人は奇しくも、ルナと契約し、アルカナ・ナイト『ザ・タワー』の操縦者（マスター）となる。 『ザ・タワー』廻り、この世界の情勢に翻弄される隼人。 隼人はその中で世界の命運を背負う事になる。 ファンタジー冒険譚がここに始まる。

匠　正太朗は親友からＵＦＯの墜落現場に行くなという警告とも呼べるメールを受け取る。親友からの警告に従おうとしていた正太朗のもとに知人から危機を伝える電話がかかる。正太朗は警告を無視してＵＦＯ墜落現場に向かうのだが……