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作者:倉門輝光/作品情報/Nコード:N8535GK
短編 |
「シュトーリナ・ハウゼン、此の度、私とそなたとの婚約を解消する運びとなった。これは国の決定である!お前が了承したという証が必要だ。速やかにこの書類にサインをし、自宅にて次の沙汰を待つが良い」
ダミーダコリャ国の王太子であり、ハウゼン侯爵令嬢であるシュトーリナ・ハウゼン(16歳)の婚約者の、いや、婚約者であった、ちょっと微妙だけど見られなくはない、言ってみれば若干美青年の枠に入れても良いかもしれない…かも?という感じのマージス・カ・ダミーダコリャ殿下(17歳)が、学園の夏休み前の楽しいイベント「真夏の夜の舞踏会」の会場で、婚約解消の書類を高らかに掲げ了承をせまって来た。
やっと解放して頂けるのですね。もう本当に王妃教育とか嫌で嫌で、早く誰かに代わって頂きたかったんですの、うふふ。
というわけで、立つ鳥跡を濁さずと華麗に立ち去る前に、王妃教育の現状について一言申し上げますわ。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: 残酷な描写あり 悪役令嬢 青春 女主人公 西洋 近世 多分ハッピーエンド枠 軽ざまぁ 婚約解消 明るい未来 応援 最終更新日:2020/08/12 07:00 読了時間:約21分(10,398文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 14,268 pt ブックマーク: 979件 評価人数: 1,490 人 評価ポイント: 12,310 pt |
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