【毎週日曜19時過ぎ投稿！】※現在多忙につき不定期更新となっております。 「僕はいつか、世界一の技師になってみせる」 そう宣言したのは幾年も前のこと。 その姿は今では見る影もなく、デルタ・グリステアは衣食住を共にしていた冒険者パーティから追い出されてしまう。 その冬の夜、路地裏で毛布に包まって自身の境遇を嘆いていると、彼に一人の少女が手を差し伸べた。 「私も似たようなものですから」 リナと名乗る不思議な少女。自称魔物学者の彼女は行くあてのないデルタに助手として自分と生活することを提案する。 暫し考えた末、デルタはリナの手を取り、立ち上がった。それが二人の、まだ見ぬ者の、果ては世界の運命をも変えかねない事態へと展開していくとは考えもしなかった―― 剣と魔法の世界では需要が少ない『機械』を扱う職業である技師が、同じく『一味違う』職業の者と織りなす物語が、幕を開ける。

作者多忙につき不定期更新です。 すみません。 ――――――――――― 家庭の事情で北海道から山形へと引っ越してきた秋保鈴音（あきうりんね）は、かつて剣道の全国大会でこてんぱんに負かされた同世代の剣士〝日本一の女〟こと須和黒江（すわくろえ）と再会する。しかし、ふたりとも既に剣道を辞めた身であった。 新天地で心機一転、JK生活を満喫しようとする鈴音だったが、クラスメイトとなった剣道少女・日下部竜胆（くさかべりんどう）から強引に剣道部の見学へ連れ出されてしまう。全国大会出場を目標に掲げる剣道部は、経験者の鈴音を入部させたがるものの本人にその気はない。そこで先輩たちは、鈴音の入部を諦める代わりに、黒江を剣道部に勧誘するよう迫る。 黒江はたったひと言「試合で負けたら選手として復帰する」と言う。それを成し遂げるために、鈴音はなぜか黒江本人から稽古をつけてもらうことになってしまい―― 女子剣道がテーマの本格スポ根青春小説！ 貴重なJK３年間を剣に捧げる少女たちの戦いが始まる。 Pixiv版とカクヨム版も公開してます。 読みやすい方でどうぞ。 https://www.pixiv.net/novel/series/10333786 https://kakuyomu.jp/works/16817330656830188286

※多忙につき不定期更新 旧タイトル:スチルにも描かれないモブに転生したアラサー、なぜか隠しキャラから迫られて困ってます アラサーだった「私」はＳＮＳの通知をガン見していたところ、この世をうっかり去った。 気がつくと大好きだった乙女ゲームの世界に似た世界で、スチルにも描かれたことのないモブ・エリンに転生していた。 推しカプである第一王子・レオ×悪役令嬢（ではないが便宜上そう呼んでいる）・ナターリヤがハッピーエンドを迎える世界線に喜ぶ一方、推しカプその２の隠しキャラ・クロウリー×主人公・ルーチェの進展が無いのはなぜ！？ しかもメインイベントに巻き込まれて以降、なぜか私がクロウリーに気に入られている……。どうして……。 一モブとして推しカプを観察するだけの簡単な学生生活を送りたいだけなのに、日に日に平凡からかけ離れていってませんか！？ 何番煎じかわからないオタク主人公と隠しキャラがひっつくまでのお話。 ハイテンション同人オタク（雑食）が主人公です。全編通して彼女のオタクトークにお付き合い頂けると幸いです。（注：ＢＬカプに興奮するシーンもあります） 頭を空っぽにしてお読みください。 以前短編であげていた「推しカプの二次創作に転生したアラサー、悪役令嬢を救うだけでなく隠しルートも開いてしまった」の改稿・長編化になります。 なろう（先行掲載）・エブリスタにて掲載中。 ２０万字以内に終わりたいと思っております（プロット完成済）

体を包み込む暖かな陽光。長らく嗅いだことのなかった土の匂い。耳元をくすぐる草の感触――。 勉強のしすぎでとうとう脳がやられたのでなければ、眠りについたのは確かにあの固い安物のベッドだったはず。それがどうして、妖精のような生き物が舞う、まったく見覚えのない見知らぬ森で目覚めてしまったのか。 将来は研究者を目指す学生として多忙な日々を送っていた播田環は、森で行き倒れたところを銀髪の騎士に助けられる。ただの夢、もしくは死後の世界かと思いきや、この世のものとは思えない美貌の（残念）大賢者によれば、まさかの現実だった。魔法あり、魔法生物あり、しかも、言葉も通じない！？　 新しい世界でも研究者（賢者）を目指す努力人が、恋も友情も勉強もほのぼの楽しむまったりライフを送るつもりがだんだんと壮大な厄介ごとに巻き込まれていく──。 現在多忙につき不定期更新です。 誤字脱字報告、感想など大歓迎です！ ※カクヨム、ノベルアップ＋でも投稿しています。

ヒロインが、ひどく現実的な視点を持つ主人公を巻き込んで異世界転移する話。 プロット無し、キャラ案無し、世界観設定無しで手慰みに書いていきます。 多忙につき不定期更新。

ある日の下校途中、コヒトたち４人は突然異世界に召喚されてしまった。世界を救ってほしいと言った典型的な異世界召喚であったが、意を決してその依頼を承諾した。早速ステータスを確認するのだが、４人の中でただ１人、コヒトだけはジョブが勇者やその仲間とは思えない『詐欺師』であった。コヒトはお姫様の命令で弁解する暇もなく牢屋に入れられ、拷問を受ける。しかし、そんな中でコヒトは詐欺師というジョブの力、そのすごさを理解する。この力があれば、幼馴染を助けられる。あのキザッタらしい嫌な奴に復讐できる。こんな目に遭わせたお姫様やこの国に、この世界に復讐ができる。そう気づいたコヒトは復讐を決意するが、復讐は失敗に終わる。命からがら城から抜け出したコヒトはあろうことか世界の危機の元凶である敵方の手先となって、勇者と敵対する道を選ぶのだった。