四月から私も高校生。 この春休みの間に痩せてやるんだから！ 私だってキラキラした学園生活を送りたい。彼氏だって欲しい！ といわけで人気のない夜の緑地にジョギングをしにきたのだけれど、自分は愛のキューピッドだと名乗るド派手なパンクファッションをした怪しいお兄さんに捕まって.....

　雨宮県――人知を超えた怪事件が散発する、呪われた地。 　そこに住む平凡な女子高生、愛本叶多（えもとかなた）。 　ある夏、彼女は思いがけず憧れの先輩、結人（ゆいと）から告白されて交際を始める。叶多は結人と少しずつ距離を縮めながらも、幼馴染の少年、司（つかさ）のことが相変わらず気になっていた。 　彼は幼いころ言っていた――「僕は、『天使』なんだ」、と。 　異形の犯行、名探偵、天使と悪魔――叶多の日常が、見知らぬセカイに浸食されていく。 　――どうして？私はただ、先輩と普通に恋をしたい、だけなのに……私の幸せを守りたい、だけなのに。 【※注意】ネタバレを避けるため詳細な説明は致しませんが、この作品には一部、実存を脅かすような精神攻撃的言動が含まれます。ご注意ください。 　初投稿です。完結済み。一年以上前に書いたものを大幅に書き直したものです。 　感想・コメントお待ちしております！ 「小説家になろう 勝手にランキング」様のランキングに参加させていただいています。各話のページの下部にあるリンクから、投票よろしくお願いします。 カクヨムに重複掲載しております↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330648390133706

　天使の矢にも言いたいことはある。そんなお話。

天使が人間界にて試練を受け、人間の恋を知る物語。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,この作品は、カクヨム様ノベルアップ＋様でも掲載しています。

　とある会社に勤める26歳独身OL。恋愛経験皆無の彼女は、色恋とは無縁の日々を送ってきました。しかしそんなある日、彼女に転機が訪れたのです。それは、『天使の矢』との出会いでした。 　『天使の矢』。これに射られた者はたちまち恋の縁に結ばれる。その様を目の前で見た彼女は、表ではOL、裏ではキューピッドとして活動することになったのです。 　といった具合の短編コメディです。

「私待ってるの。私を受け止めてくれる誰かをね」――当てもなく放った矢は世界を希望に変えたのか、それとも。