『品』に、ならないように。

「キリア。お前のような無能はこのアルファルド家に必要がない。今日から貴様は息子でもなんでもない。ただの薄汚い他人だ」 　代々最強の魔法使いを輩出してきた一族、アルファルド家。その長男にして未来の魔法王『キリア・フォン・アルファルド』はある日突然勘当されてしまう。 【すべての魔法を扱える】という才能を持つが故に【すべての魔法を極められない】という呪いを持つキリア。完璧な魔法使いの誕生を目指す一族にとって、キリアが持つ歪な才能は不必要なものだった。 　中途半端、器用貧乏、失敗品。そんな罵倒でキリアを蔑む家族たち。 　しかし家族は誰一人、キリアが影で血の滲むような努力を重ねていると知らなかった。無数にある魔法を広く浅く扱えるようになったキリアはやがて、独自のコンボルートを考案し、誰も思いつかなかった強力な武器へと昇華した。 　 　即ち、ループコンボである！ 　この物語は、落ちこぼれと見放された男が、史上最凶のタンク、一撃必殺しかできないアサシン、地味すぎるサムライ、無敵の自己中スタンドプレイヤーという一癖も二癖もある仲間を集めて、やがて最強と呼ばれるに至るまでの物語だ。 ☆カクヨム様&ノベルアップ様でも投稿しております☆

就職に失敗し、両親からも育て方を間違ったのかもしれないと失敗品扱いをされ、挙句の果てに最愛の彼女からも見放されてしまった。 そんな主人公、涼風　青葉は死に場所を求め夜に物騒な散歩をしていた。 そして死に方を迷っているときふっと声が聞える。 「だったら、俺様の食料になれ」 それは腹ペコな死神だった。 死神と出会う事で青葉は死を選択するのか。 そして、死神(人）って何？ ってなる作品です。

とある博士が作ったある薬品。それは短時間だけの性転換薬だった。 それを飲んだ主人公に何も変化がなく、失敗品かと思われた。 だが…