あらすじ アーシャは西の魔王と互角に戦い、見事に西の魔の国と停戦条約を結ぶに至った立役者であり、勇者である。 だがいつも通りに仲間の元に向かうと、あれほど信頼し合っていた仲間たちが、手のひらを返してアーシャなどいらないという。 仲間に剣を向ける事の出来なかったアーシャは、家に戻るさなかに驚くべきことを聞いた。 なんと西の魔王と戦ったのが、アーシャではなく、元仲間たちがべったりしていた、色男だというのだ！ どうやら王国は、アーシャが西の魔王と一騎打ちを行い、見事引き分けになった事を隠したいらしい。 そしてアーシャを追い出したい連中によって、アーシャが、王国を追い出され、三つ向こうの海洋国家に拠点を構えたのが、だいたい一年と半年前の事である。 ほそぼそと、町の何でも屋を引き受け、時に魔物と戦い、時に人手の足りない漁の手伝いをし、勇者であった実力を隠してすごしていたアーシャだったが、王子様の誕生日パーティの際に、海に落ちた王子様を救助する事になった。 それは当たり前のことを行っただけだったのだが、翌日アーシャは王宮に呼び出され、なんと助けた王子の護衛になる事に。 だがこの王子様、極度の女嫌いであるらしく…… 蝶が付くほど女嫌いな王子様と、女に全く見えないちんちくりん女勇者のお話になります。 恋愛目指して迷走します……

初恋の男の子に女に見えないと言われた。実際、本当にその通りで、でもどこか胸が苦しくて―――― そんな私は高校の夏のプールの時間、私の思い描くような理想の体型を持ちながらも、他人と違うことに悩む女の子と友達になった。

　高校二年生の始業式のあと、主人公の川島悠一は席替えで吉川綾瀬のとなりになる。彼女のことが好きな彼は彼女にいいところを見せようと、学級委員長に立候補し、偶然にも吉川綾瀬と学級委員長になる。 　その日の放課後、悠一は後ろの席の草加雛子という少女に出会った。彼女は人が現在どれくらい幸せかわかる能力を持っていて……

女だが絶対に女に見えない主人公。 学校では成績優秀・運動神経抜群で男女ともに人気があり、モテまくりな主人公だが、漫画や小説にありがちな『猫を被ってます！』ではなく、超・スーパー・ウルトラが付くほどの自然体。 そんな主人公の何かあった後の物語。 ※自由奔放なチート主人公です。ネタ帳紛失で更新は絶望的です。