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作者:堀本廣/作品情報/Nコード:N4616IM
短編 |
妙は15になってあるお屋敷に奉公に上がる事になった。そのお屋敷には“開かずの間”がありそこには忌まわしいものが隠されているという噂があり、奉公に上がる娘たちに嫌われていた。
「面白いじゃない」妙はむしろ奉公に上がる事を喜んだ、
奉公先のお屋敷はお綺麗な奥様といかめしい顔の旦那様の2人暮らし。
開かずの間はお屋敷の北側の離れにある。高床式で2間ほどの渡り廊下で繋がれている。時折旦那様が開かずの間に入られる。ある夜妙は床下で旦那様が入られるのを待つ。
旦那様が入られると、旦那様の声とすすり泣きの声が漏れてくる。
・・・誰かいるのか・・・妙の好奇心はいやがうえにも高まる。
ある日旦那様が会社の出張で1週間ばかり家を空ける事になる。妙は薬屋で眠り薬を買って、奥様に飲ませる。開かずの間は南京錠がかかっている。錠を開けて中に入る。8帖ほどの広さがあるが何もない。
入り口が閉まる。突然帰宅した旦那様が扉を閉めたのだ。
旦那様は開かずの間には先妻の娘の霊が閉じ込められていることを話す。今の奥様は後妻で、先妻や娘を殺したという噂が流れている。
開かずの間に閉じ込められて4日目、妙の体に娘の霊が憑依する。
そして開かずの間を飛び出して後妻におさまった奥様を焼き殺す。お屋敷は火炎に包まれて、妙はかろうじて助けだされる。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: ミステリー 町の有力者 渡り廊下 柱時計 眠り薬 仏様神様 女中部屋 ローソク 白い小箱 指輪 神棚 最終更新日:2023/11/07 10:10 読了時間:約23分(11,499文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 12 pt |
作者:湯田十三/作品情報/Nコード:N9368EX
短編 |
不慮の事故で先妻を亡くした俺は、再婚相手の大平奈緒が女中部屋の子として生まれ育った広大な屋敷を購入して、その建物群を三分割して、まず我々の居住スペースにする部分の本格的改築に取り掛かったところである。
本業のほか、今や趣味が高じて副業と化した馬主業などもあり夏は忙しく飛び回っている。
そんな日常に起こった不思議について、淡々と書き記していくことにする。
本作は、現在ノクターンノベルズにて連載中の「リゾートホテルDSへようこそ(R18)」の後日譚に当たります。
ただし、R18要素は全くなく、本作だけ読んでも内容は分かるようになっています。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 夏のホラー2018 羽田/新千歳 札幌/ススキノ フレンチ/小体なバー セリ市/調教師 屋敷/改装 酒/調教映像 リゾートホテル滞在 カサブランカ 生垣/借景 不思議な木 最終更新日:2018/08/09 12:58 読了時間:約34分(16,706文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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