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作者:花 美咲/作品情報/Nコード:N7140HC
短編 |
故郷の鹿児島県、祖母の家の、隣の家の菊お婆ちゃんから、新茶の季節に知覧茶が届く。
知覧茶が届かなくなったら、それは、菊お婆ちゃんが、もう、この世の中に存在をしていない事を意味する。
私と菊お婆ちゃんの繋がりは、知覧茶、知覧茶を飲んで、菊お婆ちゃんの過去を教えてもらった時、自分は生まれてから死ぬまでの人生で何回キスをするのだろうかと考えてしまった。
そして毎年、新茶の季節に、知覧茶が届くたびに、自分は生まれてから死ぬまでの人生で、何回キスをするのだろうかと、考える恒例行事となってしまった。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 悲恋 古典恋愛 日常 史実 知覧茶 家の縁側 遺影 遺書 陸軍 女子通信隊 特攻基地 万世飛行場 モールス信号 接吻 最終更新日:2021/07/28 08:30 読了時間:約9分(4,063文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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