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作者:悠木 源基/作品情報/Nコード:N8046HK
短編 |
私、子爵令嬢であるアスタリア=ショートックは子爵家の王宮侍女である。
私は辺境の地に生まれ、物心ついた頃から兄弟や従兄弟達、そして辺境騎士の子供達に揉まれて遊び、男女、野猿だと揶揄されてきた。
十三の年、私は名目上侍女見習いとして王都にある王宮へ送られた。しかし実際はアルフレッド王子殿下の見習い護衛騎士であり、王宮だけでなく、学園にも学生として潜り込んで殿下をお守りする任務を命じられた。
それから五年後、学園の卒業が間近に迫った頃、王子の婚約者のデイジー嬢をお守りしようとしていたのに、情けないことに自分が階段から落ちてしまった。
そして気を失っていた私が覚醒した時、突然前世の記憶が蘇り、今の状態が、前世のアスカ時代のアリマノミコの悲劇に酷似していることに気付いた。
私が突き落とされたことに烈火のごとく怒った殿下は、犯人は私に嫉妬した自分の婚約者だと思い込み、彼女に婚約破棄を告げると言い出した。
私は慌ててそれを止めた。何故なら私を突き落としたのは、殿下の婚約者ではなくて、殿下の初恋の想い人の聖女だったからだ……
天然気味の転生者で、スキル持ち女騎士であるヒロインが人間関係ドロドロの王宮の中で、主の王子を必死に守ろうとする話。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 異世界転生 身分差 ヒストリカル 異世界物 女護衛騎士 王子 盗聴スキル 婚約破棄 断罪 聖女 王位継承争い ハッピーエンド ネット小説大賞十感想 最終更新日:2022/01/14 19:02 読了時間:約40分(19,844文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 3,404 pt ブックマーク: 196件 評価人数: 376 人 評価ポイント: 3,012 pt |
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