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作者:ちみあくた/作品情報/Nコード:N1376IX
完結済 (全9エピソード) |
2023年8月、稲垣好幸は瀕死の父・幹雄に病院で付き添っていた。
決して仲の良い親子ではない。
24年前、好幸が反対を押し切って円という女性と学生結婚した際、一度勘当されている。
その経緯を引きずり、幹雄が59才の時に脳溢血で倒れ、障害者になっても好幸は別居し続けていた。
だが一昨年、幹夫が硬膜外血腫で再入院、母・俶子にも老人性鬱の傾向が出て、好幸と円は介護中心の生活に入る。
この時、円は他にも「子供がいない」と言う悩みを抱えていた。
過酷な不妊治療に挑んだ日々が円の心を追い詰め、好幸との溝が深まって、離婚協議を進めざるを得ない状況に陥っている。
そんな最中、父を見舞った叔父の孫自慢をきっかけに、俶子は円へ不用意な一言をぶつけ、円を泣かせてしまう。
やはり離婚を急ぐしかないのか?
家族の絆を保てない己の不甲斐なさに思い悩む好幸だが……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: ESN大賞6 家族の絆 予期せぬ一言 知らなかった妻の一面 介護の重圧 妊活の苦渋 夫婦愛 最終更新日:2024/04/23 07:37 読了時間:約37分(18,183文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 2件 総合ポイント: 88 pt ブックマーク: 9件 評価人数: 7 人 評価ポイント: 70 pt |
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