誰が狂っているのか。 誰が正常なのか。 そんなことはお構いなしに日常は進む。 日常など笑いに包まれていればいい。 日常など踏みにじられていればいい。 妹：それで兄さん、どんな話でしたっけ？ 兄：僕らの日常を描いた超大作ラブストーリーだ。 妹：それ大丈夫？　兄さんって、そもそも頭おかしいわよね。 兄：大丈夫じゃないか、よく似た兄妹だと近所でも評判だぞ。 妹：そのご近所さん、明日遠くに引っ越すらしいわよ。 兄：まて、妹よ。その手に持っているモノを置いていけ。 妹：無理ね。引っ越しは決定だもの。とにかく、あらすじ的な作品紹介はどうするの？ 兄：ここで雰囲気だけ掴んでもらえれば問題ない。むしろ、これこそ本編。 妹：わかったわ。それでは超ＳＦファンタジーラブコメミステリー『兄妹の中に妹が一人いる』、どうぞお楽しみください。 兄：妹よ、タイトルが全面的に違う上、何もかも間違っているぞ。正しくは『ぼくたちの男坂はケーブルカーでショートカット』だ。 妹：そうだったわね。確か神奈川県の大山が舞台なのね？ 兄：あの男坂はきつい。作者の幼馴染みのM君はショートカット専門になってしまった。 妹：年って残酷だわ。 兄：そして、あそこのケーブルカー……（ページを捲る音）いや、出てこないかな……ぐふっ。 妹：出せよ。 兄：ナイスパンチだ、そして殴る相手は作者だろ（ガクッ） メタ満載、ネタ満載。 ただひたすら兄妹と、兄妹を取り巻く謎な人々が織りなす単なる日常のお話です。 楽しんでやってください。 そして、狂気に包まれてください。

大好きなゲームの悪役令嬢、シャウラに転生したＯＬ東雲百合子（しののめゆりこ）。 転生先の悪役令嬢も推し。その兄も推し。ヒロインも推し。の、ユーティリティオタクの百合子は、悩んだ末に自分が転生者だと兄に告げる。ところが兄は「分かってる」と一言。 彼が言うには、ゲームである「星降る夜に、花束を！」で必須フラグとなっている「星降りの巫女」になれるのは、どうやら転生者だけらしい。 ということは、ヒロインである妹のスピカも転生者？　なんて考えていれば、兄がゲーム開始前に唯一判明している過去のイベント「暗殺少年フォーマルハウトのシャウラ暗殺失敗」のフラグを立ててみようと言い出した。 この世界はゲームではないと言い張る兄に、シャウラはゲームであると証明しなくてはいけなくて、ということは、もしかして、死亡フラグを自分の手で立てなきゃいけない……？ そうこうしているうちにお膳立ては整い、襲撃もされ無事にシナリオ通り暗殺少年を奴隷（と書いて従者と読む）にして、さぁお兄さまここがゲームの世界だとわかったでしょう！　なんて息巻いたシャウラに、今度は「貴女の襲撃を依頼してきたのはヒロイン（妹）です」なんて。 この世界はゲームなのか、異世界なのか、ホントはいったいどっちなの！？　 更にはゲームにはいなかった「聖女」を名乗る人間も出てきて、なにやら攻略対象たちの未来も違ってきているようだし……。 シャウラとなった百合子は、果たしてシナリオ守護者となるべきか、はたまた破壊者として新たなルートを開くのか。 とりあえず死亡フラグを回避して、本命の兄ルートを開拓したい百合子が目指す「全キャラ幸せエンド」のために、悪役令嬢として奔走し（自分が立てる予定の）不幸なフラグをへし折るラブコメディ。 王子推し（キャラグッズは全て網羅済み）な妹と、兄推し（追加シナリオ希望のご意見は余裕で百通は送った）という二人の恋愛フラグはこの世界でも無事に回収することができるのか。 現在第一部が終了間際。 たくさんの応援よろしくお願いします！ （旧タイトル：星降る夜に花束を！～妹たちは転生者～） 完全版→https://ncode.syosetu.com/n2995hd/

医療が発達したケスマン国第二王女のサツキには美しい姉がいた。姉の美貌に誰もが虜になった。幼い頃のサツキはそれが気に入らなかった。しかし、サツキが致死率の高い病で生死の境目を彷徨っていると姉の温かい手がサツキの手を握った。感染リスクの危険が高いのに自分の手を握ってくれた事が嬉しかった。以来サツキは姉が大好きになった。 姉には隣国の第三王子の婚約者がいる。サツキは姉の婚約者を兄の様に慕っていた。サツキは姉とその婚約者の為なら戦う事も辞さない構えだ。存在感が薄いサツキは暗殺者に向いているらしい。着々と暗殺者への道を歩むサツキであった。 これは好き放題する姉(聖女)に振り回される妹と、兄(正義のヒーロー)と次兄(チャラ男)に命を狙われる弟の恋物語である。(※予定です) 登場人物が第１７部分に載せてあります。

主人公は『ある日』妹の呼び声で目を覚ます。 妹と、兄。この2人から日常を感じつつ主人公は幸福を感じた。 しかし主人公はこの日常が日常でないことをまだ知らない。

高校生で、名前が戦国武将の主人公の普通ではあり得ない話(。>д<)

妹が最近ショートボブにしてきた。これが――――やばい。 血のつながらない妹と、兄の心の声。 ※怖がり少女の日常の閑話ですが、そのままでも読めます。今回はホラー要素はほとんどないです。