「人魚姫」の物語を題材に、新しい視点を加えながら読んでいて楽しい「人魚姫」の世界を作り上げたいと思っています。 　原作の人魚姫は王子の幸せのため泡になり自らの存在をなくす選択をします。人魚姫が最後に泡になる姿は物語の中でのクライマックスで、心打つ美しい情景として描かれています。 　ですが、何故人魚姫は泡になる選択をしなければならなかったのか、何故自分をそこまで追いつめてしまったのか。原作の人魚姫は悲哀の物語ですが、深堀してみたらどんな感じになるのか、何かに背中を押されるようなワクワクした感覚の中、気付いたら物語を書いていました。 　人魚姫は、自分を犠牲にしてでも周りの人々の幸せを願い、そして自分の想いを打ち明けることなく胸に秘めたまま姿を消します。その人魚姫の一途さ、健気さに共感を覚えた人も少なくないと思います。同時に、そんな人魚姫に感動しながらも、心のどこかで人魚姫には幸せになって欲しいと願いを込めずにはいられなかったはずです。『願い、祈り』そして『世界は優しさに満ちている』この物語にはそんな願いが込められています。 今書いている人魚姫は単純な悲哀の物語ではありません。主人公あるいは登場人物達の思いや感情といったところを重要視し、そこを丁寧に描写することで一生懸命に生きる姿を表現しています。原作とは異なる躍動感あふれる「人魚姫」の世界で、あなたの中に存在するワクワクを感じてみてください。 　第１章　【人魚姫リーファとカミーユ王子の運命の出会い編】 　 　第２章　【素性を隠す人魚姫と自分の正体を明かすことを躊躇する王子のソロモン潜入編】 　第３章　【天使と悪魔の顔をあわせ持つ人魚姫とそんな人魚姫に振り回されながらも優しさを失わない王子の揺れるブエナビスタ城　編】 　毎週土曜１７時に投稿しています（週一の投稿です）。 　興味のある方は是非クリックしてみてください。 　ブックマークといいね、評価と感想をお待ちしております（作者のテンションが爆上がりします） 　※　ガイドラインに沿う形で「二次創作」のキーワードを外すことにいたしました。 ◎pixiv（ネームc-lab）でも公開しています。 ◎無断転載禁止。上記サイト以外では投稿しておりません。

ごく普通の高校生が、図書室で出会ったのは本の中の姫君だった。 ある日、杵島優都は学校の図書室で、異世界「ラフィル王国」から来たという金髪の美少女・シルヴィア姫と出会う。 彼女は、本の世界から姿を消した王子様を追い、この世界にやってきたという。だが、姫は王子の記憶を失っていた。頼れるのは、胸の奥に残る“強い想い”と、喋る鬼畜猫だけ。 否応なく王子探しに巻き込まれた優都は、次第に物語の謎と姫の真実に触れていく。 そして気づく、自分の心にも変化が訪れていることに──。 これは、現実と物語が交錯する中で出会った、一途な想いと選択の物語。

あの人魚姫のパロディ小話 魔法が解決“しない”世界線だとしても、人魚姫は王子様と結ばれたい！！ 現実主義者の人魚姫が奮闘すると、いったいどうなってしまうのか……

人魚姫のセレーネは船から落とされ瀕死の男に自らを血を与え、命を助けた。その後、男が命の恩人を探していると聞くも名乗り出るつもりはなかった。 だが男は決してセレーネを諦めなかった。 うっかり人助けをした人魚姫 　　　　　✖️ 死にかけたところを助けられたせいで、とんでもなくセレーネに執着してる男 カクヨムにも掲載してます。

白鹿の姫は、大樹の森の神聖な使い。人の立ち入ることのできないその森で、白鹿は迷い込んだ王子に恋をしてしまう。 いつか人になって王子様にもう一度会いたい。 念願かなって人になった白鹿だったが、魔物と間違えられて弓矢で打たれてしまう。 無愛想な騎士に助けられ、なんとか人の世界に馴染もうとするけれど——。

10歳で両親を亡くしたアメリアは王国一の健全な見世物小屋アンティークで踊り子として目標もなく毎日のんびり生きていた。 これ以上を知らずこれ以上を望まずに生きていく。そう思っていたのに。 初めてできた目標はこの国の秘匿の美貌、性格歪みすぎ第三王子ノアをぶん殴ること‼︎ あの手この手で時にはヒロインという立場も忘れてノアに殴りかかろうとするアメリアだが、ノアは華麗に避けるだけでなくギラつく瞳で興味を示してきて⁈ 「殴ってどうぞ？俺に噛みつかれてもいい覚悟があるならね？」 果たしてアメリアは目的を果たすことができるのか⁈ 踊り子と王子の身分差殴りたい系ラブコメディ。

リエール姫は、誕生祝いの席に呼ばれなかった四人目の魔女によって、15歳の誕生日にうさぎのぬいぐるみへと姿を変えた。 婚約者であるルードリッヒ王子とキスをすれば、人間に戻れるはずなのに──。 三人目の魔女は言った。 「人間に戻れないということは、リエール姫は王子様を愛していないのでしょう」 魔女の呪いによって、真っ白ふわふわうさぎのぬいぐるみになってしまったリエール姫と、リエールを愛するあまり意地悪するしかないルードリッヒ王子。 　 こじれた愛がハッピーエンドを迎えるまでのお話。

ある日、頭を強打して前世を思い出した人魚姫のメッテ。 あれ……私ってもしかして、童話「人魚姫」の人魚なんじゃ……。 そんな中持ち上がった隣海の第2王子との結婚話。 そして、物語の通り出会ってしまった人間の王子。 妙な性癖のある隣海の第2王子との結婚なんて絶対いや！人間の王子と結婚するべくメッテがとった行動は……？ ※全14話です。 ※エブリスタ、カクヨムにも掲載しています。

　人魚姫は嵐の夜に難破した船から王子さまを救いだし、恋に堕ちました。 　そして人間になって王子さまに会いに行ったのです。 　しかし人魚姫は足の代わりに声を失ったので愛を伝えることが出来ません。人魚姫はゼスチャーでそれを伝えることにしました。 ※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。

　冷たくて湿った落ち葉の下。ワラジムシが騒々しいパーティーを繰り広げるのを子守唄に、呑気にその身を横たえるエドワード。 　シャロンはひたすら口汚く罵っていた。 　永遠に目覚めが訪れることのないエドワードへと。 ※　アルファポリスにも掲載しています。

命を狙われ女として育てられたジュリエッタ姫は舞踏会の夜宿敵の息子に乱暴されかけ、ついに城を出奔。本来のジェイド王子として生きることを決意する。冒険者として自由を満喫するジェイド。 一方、ジュリエッタ姫を探しに旅に出たポラス公爵家の次男シルバーは、実は姫を守るため婚約者となるべく男として育てられた令嬢シルヴィアだった。捜索の旅と称して家を出て自由になったシルヴィア。 やがて二人は自由都市ジェムチュクで出会う。性別を勘違いしたまま。 国では王位を狙う大臣とその息子が二人の命を狙っており……？ タイトルでネタバレしているお約束恋愛物語。

侯爵家に生を受けたマリアンヌは七歳まではお姫様だった。 しかしある日、母親が死に、やってきた後妻とその子供によって居場所を失ってしまう。味方だったはずの父は母の死を受け入れられず家に帰ってこない。 使用人のようにこき使われ残飯を漁る日々。 持っていたドレスやアクセサリーも豪華な部屋も奪われた彼女に唯一残ったのはズタボロになった一冊の本。 題名は『灰かぶり姫』 「いつか私にも助けてくれる王子様が来てくれるわ」 マリアンヌは王子様が迎えに来てくれる夢を見ながら辛い日々を送っているのでした。

王子は人魚姫のために再び人間に戻り、人魚姫は王子のために人間になる。 記憶を失った王子と、人間として生きようとする人魚姫の物語。 「人魚姫」をモチーフにした異世界恋愛。ノベプラでも投稿してます。

婚約者である王子様の帰りを待ち続ける令嬢のお話。

人魚姫の話で、もし人魚姫が王子の心臓に短剣を突き立てることを決意したら…というお話です。 人魚姫は王子の結婚式の前日、王子を連れ出して――。 ※短剣を受け取るのは泡になる直前ではなく、前日の朝という設定です。

　コクト王子とリリィ姫の婚姻は荘厳な大聖堂で行われていた。 「誓いのキスを」そう神官から促され、リリィ姫は王子と向き合う。優しい声のコクト王子が姫の名を呼んだ。 　リリィが夢にまで見た誓いのキスは……リリィの気絶で幕を下ろす。なぜなら、王子の顔は若鶏の照焼並に肌が焼かれていたからだ。(陽に焼けて) 　目覚めたときからはじまる白百合姫と照焼王子の日常は、ちょっと可笑しく、ちょっとときめいたりと慌ただしい。 「僕の子猫ちゃんは目覚めたかい？」 　そう、今日もコクト様はうざったいし、暑っ苦しいし、けれどちょっとだけ……胸が疼くのですわ。(リリィ談) 「僕の子猫ちゃん、胸が苦しいのかい？　さあ、僕が診てあげよう」 　ひいぃっ。(リリィ、脱兎のごとく……)

【次期女王は人間界で婿探し？】のキャラの関係者がいます。 魔術師に想いを寄せている王女は、姫は王子以外とは結婚出来ないと侍女に言われ、ショックのあまり部屋に立てこもった。 姫を部屋から出すように言われた魔術師は説得するが、聞く耳をもたない。 魔術師は驚きの行動に出る。

彼女は一度眠りにつくと長期間目を覚まさない。眠り姫は王子様のキスで目覚めるが、愛する人にキスされても目覚められない彼女。「ねむり」という大きな障害を乗り越えようと健気に愛を育むあるカップルの物語。

昔話の人魚姫は、ヒレを賭けて恋を失って空気に溶けた。そして、数百年後のどこかの星のどこかの街でまた、人魚姫は王子様に恋をした。

降りしきる雨の中、彼らは人魚姫を網にかけた。陸に上がった人魚姫は王子の妾となった。声を発することのできない記録官はいつでも人魚姫の傍らにいて、彼女の真実を記録する。そんなふうに時は経っていく。