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作者:福郎/作品情報/Nコード:N5539KJ
連載中 (全15エピソード) |
中年が一人寂しく酒を飲む。人生の途中で足を止め、目的意識もない。ただ、そこにいるだけの空虚。しかし大いなる、もしくは馬鹿げた陰謀に巻き込まれ、命を狙われる少年と出会った。無価値な玉座から立つ時が来た。人生の責務など果たさなかったが、大人としての面子はまだ残っている。空っぽでも見栄の残骸はある。男の生き方なんてそれがあれば十分。なにも握らなかった手で拳を作る。なにも乗せなかった肩に少年を乗せる。子供を連れた男の旅が始まろうとしていた……が。彼がいないこそ世界は睨み合っていた。彼がいないこそ強者達は栄達を極めていた。彼がいないこそ技術は発展した。結構、大いに結構。這いつくばることはない。惨めな死を迎えることもない。無価値だと捨てられることもない。偉大にして高慢なる国家は我が世の春を謳歌し、強者達は我こそが最強であると謳い、最高の防御手段は詩人達に歌われる。ならばこそ、だからこそ、【もしも】の世界に叩きつけてやろう。教えてやろう。【正史】において列強を真っ正面から粉砕し、強者を屠り、あらゆる手段、戦術が無価値と断じられることになった原因を。最強を!
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: おっさん 主人公最強 IFの畏怖 大人の面子&余裕 子連れ旅 圧倒的暴力 目的がない男 意味を探す少年 残酷な描写あり 最終更新日:2025/05/13 10:46 読了時間:約88分(43,946文字) 週別ユニークユーザ: 802人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 1,570 pt ブックマーク: 258件 評価人数: 114 人 評価ポイント: 1,054 pt |
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