あらすじ 　広大な宇宙の遥か彼方、とある星のお伽噺、そこにはアイという生物種が、おおいに繁殖して住んでいました。アイはグルという数千の集団を形成し、星じゅうに散らばっていた。その中の隣り合って暮らす二つのグルのお話しです。有名な童話、「アリとキリギリス」にヒントを得て、現実の人間界という素材をディフォルメ、極端化して調理、一般向けの寓話風に仕上げた架空の怪物の世界です。さてどんな奇妙な味がするのか？　御用とお急ぎでない方は、是非一度ご賞味ください。

とある女騎士の寓話風物語です。 ストーリーは連続していないため、どこから読んでも構いません。 いずれも３分くらいで読める短篇です。 教訓を含んでいそうなものから、女騎士ならではのちょっとエッチなものまで色々あります。 ※　以前、短篇としてバラバラに投稿していたものを、若干の推敲を加えつつ一つに纏めたものです。内容自体は変わっていません。

希代の虚けと馬鹿にされた男の生き方。

ーーーこれは、過ちから始める選択の物語。　2022.2.28 start 　事勿《ことなか》れ主義を信条として責任感の無い生活を送ってきたまま、仕事でも恋愛でも成果を出せず落ちぶれたお荷物社員と化していた、俺こと三十路サラリーマン・山田隆志《ヤマダタカシ》は、自室のソファでビールを呑みながら急性アルコール中毒で死亡した。 　死んだはずの俺が目を覚ますと、そこは見たこともない無い異世界の大国家・アーノルド帝国の王宮。 　帝国史上最凶最悪の革命を起こし、『暴虐皇帝』と呼ばれる男ーーー《ルドルフ・アドリューシュ》の身体の中へ……隆志《タカシ》の意識は入ってしまっていたのだ……。 　という感じのお話です。 ※ 誤字脱字、表記揺れや、めんどくさくて埋めれてない情景描写とかが多いようです。 　その時はそっと妄想で補っておいてください。後で余裕ができたら埋めたり整えたりします… 　内容にも度々急な修正が入る可能性はありますが、軸は変わる予定は全く無いです。 　初連載、何かと不備多そうですが……！　何卒よろしくお願い致します。 作者別作品もご興味あれば是非。 ■寓話風短編（完結済） 「狂信者の民」 https://ncode.syosetu.com/n8029hm/

１億円おじさんは慈善活動と称して人々に１億円を差し出し、代わりに犬のマネをさせたり土下座させたりして愉悦を感じていました。 しかしある日……

不幸を嘆いては何かと縋って来る下界の民に、神様はうんざりしていました。 神様は自分が世界一不幸な気すらしてきました。 そんな神様の元に天使長が現れ、神様よりずっと不幸だという「世界一不幸な男」を紹介するのでした。

この世のありとあらゆる知識や術を習い覚え、『賢者』と呼ぶしかない高みに達したとある男。 この至上の知を、謙虚を知る若人へ教え伝えようと彼は決意する。 しかし、誰も彼に至上の知を教わりに来なかった。 賢者と愚者、謙虚と傲慢について、寓話風に描いてみた。

荒れ地を旅するエクスとへリウス。彼らの訪れた湖にはとある物語があって……？ 昔話『毒食らわば皿まで』を中心に展開される寓話風味の旅。

ある小さな国の小さなお城に王子様の飼っている犬と王女様の飼っている猫がおりました。 犬は悪者を捕まえて、猫はネズミを捕まえます。 皆が寝静まったある晩、なにやらおかしな気配がして...

　ビスケットの好きな男の子。喉が渇いてもビスケットを食べ続けます。家中のビスケットを食べ尽くし、妹の分も力ずくで取り上げ泣かせてしまいます。最後に、お母さんに叱られて仕舞いますが、お母さんが用意してくれていたお水を自分で汲んで飲むと、乾きは収まります。男の子は水の汲み方は知っています。 　喉の渇きは、沢山のビスケットでは癒やせませんでした。さらにそのことで大切な家族も傷つけてしまいました。 　元は自分への戒めのために書いた物語です。寓話風に書いてみました。

狩人を目指す若者、リチャードは十五歳の誕生日に、村の儀式に則り森へと狩りに赴いた。 しかし獲物を得られず、夜の森を彷徨うことになるリチャード。そんな彼の前に現れたのは、森の精霊を名乗る一匹の狼だった。 ※本作品はカクヨムにも投稿しています。

少女の孤独と解放を寓話風に書きました。

思ったことを書く説教臭い寓話風小説群

色がテーマの短編集です。少し怖いものから童話のようなものまで幅広く、思いついたお話を載せていきたいと思っています。不定期更新となりますのでご了承、お願いいたします。

あるところに、大層美しい箱を持つ男がおりました。 箱自体、見事な細工で彩られた価値のあるものでしたが、 その中には、箱そのもの以上に素晴らしい宝物が入っていると言われておりました―― ※寓話風の短編です。 　弊ブログ『浮草草子』に掲載のものを転載。