古の時代に世界の支配を目指した魔王レヴィアス。 しかし、四天王の裏切りにより、勇者の剣に封印されてしまう。 長い年月を経て、エルフも全て神話となった平和な時代。 勇者の剣を引き抜いた少年を導き、どうにかしてもらおうと考える。

魔王と勇者の戦いってあるじゃないですかー？ それっていっつも勇者が勝って、魔王は敗れるって決まった筋書きみたいになってるんですけど〜… あ、いや、先に言っときますね？僕その展開嫌いじゃないですよ？何ゴンクエストか知らないですけど〜倒したら世界平和でハイ終わり〜ってなるじゃないですか〜。 それってどうなんだろうと思ったわけですよ。ひねくれているので。 そんなわけで、今回の世界は… ・勇者が思いっきりひねくれていて、自分の認めたものの命を奪うつもりがない。 ・長い期間の封印により魔王が世界征服に興味がなくなる。 ・娘が生まれてただの親バカになる ・いつもの話はおもろくないから全部ひっくり返ったらどうなるんだろう？（自分の考える範囲内で） という四本の柱でやっていけたらと思います〜。 どうなるんだろこれって作者も思ってます〜。 楽しくかけたらなぁと思ってるので、よろしくおねがいしまーす。 あ、生き抜くのほうもよろしくね？

魔族と人類の戦争で早くに両親を亡くした少年リフル・シーラセネクは、過ぎ去るばかりの日々と様々な環境に整理をつけきれずにいた。複雑な時間を過ごす中、一冊の魔導書との出会いが彼の運命を大きく変える。 "命を救われた" "命を拾われた" "命を盗まれた" "否" "ずっと、命□□□□□□□と───"

　戦争の英雄である魔王シリウスは世界封印に大半の力を使ったことで、自らの体を石化させて生きながらえた。 　それから五百年。封印魔王の従者の血族であるレイド・ハーヴェイは、石化した魔王に恋焦がれながら、魔王を復活させる日をひたすらに待っていた。だが、復活を間近に控えたある日、その世界に平穏をもたらせた魔王を殺し、封印を解こうとする存在のことを知る。これは当然のようにそれを防ごうとする少年の物語である。