ねぇ……あなたも、見てるよね？ タイムラインの向こう。 スクリーンの奥。 そこにあるのは、 人類の限界を、全部、越えてきた「天才たち」の記録。 完璧な絵。 完璧な音楽。 完璧な身体。 完璧な言葉。 ──息が、できなくなる。 彼らが届いた“てっぺん”を、 わたしたちは毎日、見上げてる。 無意識のうちに。 目を離せなくて。 それが、「普通」になってるから。 でも…… 自分の描いた線が、 誰にも届かない気がして。 最初から、間違いだった気がして。 何も生まれなくなるんだ。 そうやって、誰もが“つくること”を、やめていく。 これは、そんな世界で── まだ、線を引こうとしたひとりの話。 視界が地獄になっても。 届かなくても。 それでも「描く」って、 なんだと思う？ ねぇ…… あなたなら、描ける？

◇◇15000PV感謝！◇◇ 　異世界で目覚めたユウリの前に、妹だと名乗る美少女神官が現れる。 　魔王を倒せと命じる女神に与えられたギフトは『セーブ＆ロード』。１日１回好きな場所でセーブとロードができるらしい。すごいな？ 「それで女神の天使様、あの可愛い子は？　この世界の俺の妹なの？」 　あんな綺麗な子が妹なんて異世界最高では。 「聖女エルミナですね。あの子はあなたを兄と思いこんでるだけです。問題ありません」 「問題しかない！」 　違った。転生特典でも異世界の妹でもなかった。 　女神の使いと入れかわりに、戻るなり抱きついてくる白銀の髪の美しい少女。 「ああ、兄さま！　やっぱり勇者さまになって帰って来られたのですね。いっしょに魔王を倒しましょう」 　……可憐すぎる。もう俺が兄さまってことでよくない？ 「あ、ああ。もちろんだっ！」 　――不都合な話は先送りしたい。それよりずっとこの子といたい。できれば結婚したい。 　勇者を自称する男子が、女神のチート聖剣を手に銀の聖女や王国最強の姫騎士、マッチョなエルフとともに魔王と戦い世界を救う。 　あの……薄々思ってたけどエルミナって意外にむっつりエッチだよね？　謎のスキンシップにドキドキするんですが。 　でもほら、俺「兄」なんで、あんまりその、ね？！ 　　　＊＊＊ 　女神のギフト『セーブ＆ロード』。"やりなおし"のルール。奇跡も聖剣も魔王に届かなくても。何度選択を間違えても。 　君を守る。魔王を倒す。そして――世界を、女神を救う。 　これはそんな幸せになるお話。

神さまは決して何もしない。 なぜなら…… この作品の主題は三つあります。 ひとつは、その「不在」を信じる人たちが、安易に振りかざす「不在の証拠」を否定すること(だからといって「実在の証拠」でもありませんが)、です。 ふたつめは、「信者のほうが信じることを強制する宗教団体」への皮肉。 そして三つめは、ある問いかけをすることです。 このフィクションは、ある人のある場合にとっては「希望」や「優しさ」を感じるでしょうが、ある人のある場合にとっては「絶望」や「怒り」を感じるでしょう。 今のあなたは、どう感じますか? この作品は他サイトと重複投稿しています。 Copyright ©︎ 尻鳥雅晶 @ibarikobuta+ID:1999255 Unauthorized reproduction will incur a monthly fee of 555,555 yen.

君が教えてくれた本当のコーヒーの味。 今度は僕が君に届けたい。 たとえ今は届かなくても。