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作者:猫乃真鶴/作品情報/Nコード:N4463IM
短編 |
錬金術師のプレシアは、いつもの通り工房で仕事をこなしていた。
錬金術師が作る物は多岐に渡る。傷薬や酔い止めといった薬剤はもちろん、忘れ物をしにくくなる呪いを刻んだ指輪だとか、魔道書向けの特殊なインクだとか様々だ。
もっとも、見習いであるプレシアにはそんな物は作れない。いくらかの回復薬と、それから師匠の手を借りて開発した魔法のランプ、それがプレシアに作れる道具のすべて。
だけどそんなプレシアに、とある人物が依頼を持ち掛ける。
「嘘を見破る魔道具を作って欲しい」
「……はい?」
瞬くプレシアの前にいるのは、王都の下街には似つかわしくない、きらきらした雰囲気の貴公子。
……面倒ごとの気配に、ひくりとプレシアは頰を引き攣らせた。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: 身分差 悪役令嬢 巻き込まれざまぁ 錬金術 女主人公 婚約破棄 最終更新日:2023/11/06 21:26 読了時間:約51分(25,036文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 474 pt ブックマーク: 38件 評価人数: 47 人 評価ポイント: 398 pt |
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