高校生の安彦梨々は、幼馴染の小川真人に片想いしている。 学校帰りに公園で絵を描く真人を、陰ながら見守るのを日課としているが、親友である浅長玲香には『ストーカー』とからかわれる始末。 だが、そんなある日。 〝幼馴染一筋〟の彼女が、公園で見掛けた老紳士に、ビビビッと強烈にときめいてしまう。 「アンタ、いつから枯れ専になったの？」 驚き呆れる玲香に、梨々は『枯れ専じゃない』と否定し、 「私が真人くん以外にときめくなんてあり得ない！　これはきっと『先祖の記憶』よ、遺伝よ！」 と意味不明なことを言い出して……？ ※数ヶ月間noteに(一時なろうにも)掲載していた作品ですが、現在はこちらとカクヨム、エブリスタで公開しています。 １万字ほどの短編です。

　ずっとこの霊峰で、アーシャと一緒に生きていくんだと思ってた。流れ着く彼の者らを祓いながら。だけどお上は指令を下した。山を下り、王都へ、『学院』へ向かえって。こちとらしがない公僕なもんで、やれと言われたらやらなきゃいけない。『学院』に巣食う彼の者を暴き、祓うのが今回のお仕事だ。わたしとアーシャの、二人のお仕事。だって、わたしたちは―― ※残酷描写は保険、百合はガチです。この作品はカクヨム様でも投稿しています。

誰だって強弱関係なく東洋西洋から神々の加護を賜っている世界【リトティア】 その世界に存在する小さくも栄える王国【ラルフェン】 物語はその小さな王国で幕を上げました。 ラルフェン国立学校へ特待生として幼馴染のジュード・コックテイルと一緒に入学したリリ・カルーア。 そこで様々な問題に巻き込まれるリリ。 なんか王太子殿下に色々言われるけど私が好きなのはジュードだけです！ ただの平民に話しかけないでください！！私は平穏な学園生活がしたいんです！

　文武両道で後輩から先輩まで色んな女性に慕われている男、楠木 勇人。 　だが何よりも幼馴染の睡蓮が大切で彼女一筋。 　そんな彼は高校１年の学年末に睡蓮に２度目の告白をし、無事にOKをもらう。 　友達にも家族にも祝福され、これからの生活に胸を膨らませる。 　のも束の間、その日の内に異世界から勇者召喚、魔王と戦うよう強要される。 　勇人は「元の世界に戻って睡蓮に会いたい！」その想いを胸に旅に出る。 　仲間との新たな出会いと別れを繰り返しす中で、魔王の人柄を感じていく。 　そして魔王と戦った彼は、最後に魔王の本当の計画を知る。