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作者:千羽稲穂/作品情報/Nコード:N0988DS
短編 |
――冬に花火大会があるんだよ。
珍しそうに彼女はチラシを見せた。
その花火大会は数年前に、僕と彼女が行ったものだった。
――そんな催しものがあったんだ。
僕は嘘をつく。
記憶喪失で通る彼女に気づかれないように。
彼女が好きでいるように。
僕は彼女を想っていた。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 丹尾色クイナ 短編企画 第二回企画 橋の下が告白会場 棺桶 花火 川辺の恋愛 失恋 記憶喪失 まぶしい 懐中時計 千羽稲穂 冬の花火 彼女と僕の拗れた関係 最終更新日:2016/12/24 19:44 読了時間:約15分(7,437文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 19 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 19 pt |
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