滋賀・近江八幡の森にひっそりと佇む祠。 そこには、月夜にだけ現れるという不思議な道があった。 やんちゃな少年アラタと、臆病だけど本好きなケンタ、冷静で頼りになるハルト。 そして野良猫のトラ。 四人（？）は古い地図を手掛かりに、夏の冒険へと踏み出す。 霧の中に立つ落ち武者の影、耳を塞ぎたくなる囁き声。 それでも彼らは「天下布武」と書かれた御朱印を胸に抱きしめ、一歩ずつ進んでいく。 たどり着いたのは、かつて信長が夢見た安土城の面影。 それは現実なのか、子どもたちだけが見られる異世界なのかは分からない。 夏休みの終わり、彼らが手にしたのはわずかな小判と、大切な思い出。 けれど心の中には、まだ見ぬ宝物への憧れが残り続けていた。

戦で父親を失った嘩椰(かや)姫は戦火の中を二人の家臣に守られ、父親が死の間際に仲を認めてくれた恋人の元を目指して逃げるが家臣に騙され裏切りが判り、裏切った家臣に襲われた嘩椰は自らの舌を噛み切り自害する。 襲った家臣は嘩椰の遺体を蹴って滝に落とした。 嘩椰の身体と魂は悲しみと共に滝壺深く深く沈み二度と浮かぶことはなかった。 それから何百年が経ち、嘩椰姫が落ちた滝は事実とは異なる言い伝えが出来た。 滝の近くの神社に彼女を連れて御朱印を頂きにきた尊仁(たかひと)は、嘩椰姫が落ちた事実は消え滝の水が銘水と言い伝えられていたので水を飲もうと滝まで彼女と行くが、滝から落ちる水はほとんど渇れていた。 水を飲む場所もなく、帰ろうと滝に背を向けたが尊仁の彼女咲希(さき)が不自然に滝壺に落ちてしまった。 やがて咲希は水から出たが、咲希の中には嘩椰姫の魂が入り込んでいた。

　社高校ミステリ研究会では、今日、作品発表会が開かれる。主人公の僕は、『読者への挑戦』をつけたミステリ短篇を、後輩の小倉山もみじに読ませる。僕の作家力と、小倉山の推理力と。さてどちらが優れているのか……？ そして物語は意外な顛末へ――。 ※作中作形式です

会社員の齋藤海斗は、行きつけのカフェ「茶房 ことのは」で働く水上瑞希に密かな想いを寄せていた 。ある日、共通の趣味である御朱印集めをきっかけに二人は打ち解ける 。しかしその後、海斗は瑞希が見知らぬ男性と親密にしている姿を目撃し、恋人だと誤解して店から足が遠のいてしまう 。 気まずさを乗り越え、再び店を訪れた海斗が勇気を出して尋ねると、その男性は彼女の従兄だと判明し、誤解は解ける 。これを機に海斗は瑞希を食事に誘い、二人は互いの価値観や夢を語り合って深く惹かれ合う 。物語は、鴨川のほとりで二人が次のデートを約束する、穏やかで希望に満ちた場面で幕を閉じる 。

ごく普通の女子高生、千歳真琴ちとせまこと。 趣味は御朱印集め。 ある日、御朱印巡りの最中に謎の化け物に襲われるが、真琴の御朱印帳から突如現れた''神様を名乗る人物''に助けられる。 その時を境に、御朱印帳に宿る神々と共に、人間世界を侵食し始めた怪異たちと戦うことになる真琴。 そんな中、謎多き少女の出現。 その少女もまた御朱印帳を操り、神秘的な召喚術で怪異を祓っていた。 果たして怪異の正体とは？ そして真琴とその少女の''神縁かみより''に隠された秘密とは___。

今時代より少し経った近未来。生活の場に機械が目立つようになった世の中で過去のブームとなった御朱印ブームが再来、“第二次御朱印ブーム”がトレンドとなった。 そんなブームにあやかり、一人の女の子“結城光”もその一人で日本で有名な霊場の一つ、“坂東三十三観音霊場”に興味を持つ。 巡礼の旅で彼女が出会うのは？ 実際作者が巡礼の旅の経験を基に坂東三十三観音霊場巡りのススメをノベライズしていきます！

　皆さんは【御書印】ってご存知ですか？ 　コチラは本の御朱印のようなものですが、これは単なるスタンプとかではなくて本屋と人を繋ぐ印。 　本屋が紡ぐ物語を楽しめる素敵なアイテムだったりします。 　御書印集めにハマった私の、本屋との出会いの記録をコチラで掲載していきます。 　御書員の説明やはじめ方から、巡った書店についてを語っていきたいと思います。

　賽原・斎。大学生。神話好きで、神社好き。大学二回生の夏、日本を一周する神社巡りを敢行した彼は、旅の終着となる伊勢神宮の、雨にわずかに濡れていた宇治橋で盛大にすっ転び――それが、新たな旅の始まりとなった。 　自分の名もわからないくせにとにかく尊大な少女を供に、暇を持て余した神々の戯れに付き合いながら御朱印を集めるため、彼は再び旅へ出る。 　ただの一度として願いを掛けなかった青年は、二度目の旅の終わりにて、果たして何を願うのか。

日本の神道を裏側でまとめる日の宮大社。 そこで行われる襲名式で、襲撃が起こる。 主人公氷雨美子(ひあめ　みこ)は兄の襲名式を見学していた。最後の儀式、天羽々斬(あめのはばきり)の継承が行われようとした時、影という異形の敵に境内は襲われる。 影と戦っている最中、災厄の神霊、禍津日神(まがつひのかみ)が現れ、美子とその兄、氷雨尊(ひあめ　たける)は重傷を負ってしまう。 絶対絶命の中、美子は手にした天羽々斬の声に導かれ、その力を解放する―――

舞台は２００３年、宝塚。 正反対の二人の花笑む春の物語。 若い善良娘のすみれ 若い不良娘のるる ほっけさんと姫ちゃん 人生を豊かにするアバター二人も交えて宝塚観光。 どたばたハートフルコメディです。 なお、この作品は現在と過去の宝塚が混在する近未来フィクションです。 惜しまれてなくなった施設もありますし、菫の働く逆瀬川のサンドイッチ屋さんは実在しません。 公式観光PR 『https://m.youtube.com/@takarazuka_kanko』 宝塚観光ガイドブック 『https://kanko-takarazuka.jp/guidebook/HTML5/sd.html#/page/1』 たからづかデジタルミュージアム 『https://adeac.jp/takarazuka-city/top/』 気になる場所を検索してみたり、観光ガイドブックを読んでみたり、歴史を学んでみたりして。 宝塚の魅力を知って頂けたら幸いです。 なお、丁字ヵ滝は原則立ち入り禁止となっており全てが自己責任となります。 加藤清正と縁のある伊和志津神社がメルヘンになって縁結びに本気出したよ！ 競争になっちゃ嫌だから本当はかなりめっちゃ言いたかないけど、季節ごとの切り絵の限定御朱印おすすめ！ ♡自然と町と人の気持ちを大切にしよね。 1500PV！

　私は、旅、特に京都に行くのが大好きです。しかし、ここ３年ばかり、コロナ禍で外出を控えていたこともあって、京都に行けていませんでした。 　コロナへの規制も徐々に緩和され、「そろそろ行っても良いかな？」と思うようになってきた、２０２２年１１月のある日。私は職場から休日勤務の代休を言い渡されました。 　急遽入った休日（※平日）。私は思いました。「そ○だ！　京都行こう!!」と！ 　これは、その時の旅の記録です。

　トレーディングカードに神社の御朱印を押してもらったら、 カードゲームで絶大な効果を発揮する魔法のカードのようになった。 必要な時に手札に引けて勝率が上がる御朱印カード。 しかし、その御利益の効果が強くなりすぎたのか、 御朱印カードを使うと、カードに書かれた効果が現実にも現れるようになった。 対戦相手にダメージを与えるカードは実際に相手に怪我をさせ、 火のカードを使えば火が起こり、雷のカードを使えば落雷が起こった。 怖くなった子供たちは、御朱印カードの処分方法を探すことにした。 祟りがあることが明白である御朱印カードは、どうすれば安全に処分できるのか。 御朱印カードを処分するための行動が、 逆にカードの効果を発揮する条件を満たしトリガーになっていく。

2021年10月から2022年7月にかけて訪れた神社をご紹介しています。半年後くらいをめどに、また紹介エッセイを書くかもしれません。

現役巫女さんがあなたの面白エピソードを取り上げます！ しかも、ご利益たっぷりの特製御朱印Ｔシャツをプレゼント！ お祓いコーナーもあります。 みなさんドシドシお便りください。 待ってますね。

幼少期の凛は体質に悩まされていた。 同業からは羨まれる体質。しかし彼女にとっては疎ましいものだった。 毎日毎日、鬱陶しく視覚を掠める芥共。 そんな彼女は神と出会い、少しだけこの世界を愛せるようになった。 時は過ぎ、彼女はまたあの神に巡り会う事になる。 過ぎ去った神は彼女だけが見えていた。 御朱印が赤く染まるとき、のスピンオフです。 今回は慧の妹、凛の物語です。 今回も完結済み、ご興味御座いましたら、お付き合いいただけると嬉しいです。 注意事項 ※1 皮肉った文章が数多く出ます。 貴方様の倫理に反する事もあると思います。 決して人を馬鹿にして書いている訳では御座いません。 ※2 『異世界転移』タグを付けさせていただいてますが、直ぐに戻ります。 近所のスーパーに買い物に行く程度のものです。 近所のスーパーに買い物に行く程度のものです。(二回目) 簡単に言えば、『直ぐに戻ります』。 おかえりなさい!! (気が早い) 根本を極めれば違うのですが、小説削除を懸念してつけさせていただきました。

「お願いします。彼女と付き合いたいです。どうすればいいでしょうか？」 余りにも無垢で、可愛らしい願い事。正当な者が聞き届けたならば、成就された願い。しかしそれを受け入れたのは墜ちぶれた者だった。 時は変わり、神仕えである慧はとある寂れた神社の前に立っていた。 そこには歪められた形で願いを叶えるという「堕神」が存在するという。 視察に来た彼はそこで参拝者である少女に会う。 禍は彼が気付かぬ間に目を出した。全ての始まりは信仰無き神社から。 (短編閲覧した読者様)妹はどうしたの？ (作者)色季と茶会に行きました。しばらく戻りませぇん!! と言う訳で白無垢の初恋、四季神ではなかった戦闘シーンを入れました。 他二つには無かった仄暗さをプラスしてます。(本当はこっちのが好き) 別の種類の長ーい小説をずっと御付き合い戴くのも酷なので、また別の連載として投稿させて戴きます。 今回も完結済み。御興味のある方、お付き合い戴けると幸いです。

タイトル通り、御朱印が赤く染まるとき の登場人物である飛梅様の登場経緯です。 実は短編『願い事』でもふらりとお姿見せてます。 上記どちらか二つをお読みでない方は、きっと何言ってるか分からないと思います。 とゆか、飛梅様ってどなた？ 状態だと思います。 (今回は飛梅様にご興味を持って戴いた方用に作成しております) 作者は相変わらずヤベー奴なので、お気をつけて。 (この一文に二重線引きたい！) ※起承転結はありません。(相変わらずです) 短編詐欺に思われる事もあると思います。 そう思ってしまわれたら申し訳御座いません。

主人公の木花桜が御朱印集めをしている最中眩い光で目をつぶって開けた瞬間そこは見覚えのない所だった。 ただ御朱印集めをしていただけなのに、異世界召喚に巻き込まれてしまったのだ。他の6人は勇者の中木花桜は職業も分からず無職認定をされてしまった。 そんな木花桜が冒険をして困っている人達を助けて行くお話

　現代の地球とよく似た別の世界でのお話。この世界には、太古に飛来した隕石によってもたらされたウイルスの影響により、スキルと呼ばれる特殊な能力を持つ人々が存在していた。近年この世界では、XXX（トリプルエックス）と呼ばれる謎の病気が世界中に蔓延し、人々を苦しめていた。 　そんなある日、普通の大学生だったマナブの元に一冊の神の御朱印帳が降臨したことから物語は始まった。 ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

感想欄でぜひ、ここの神社いいぞというのを教えてください。大きいところでも小さいところでも構いません。ただしマイナーすぎるあまり、居住地バレしかねないところはご遠慮ください。