右胸に心臓を持つ人間は心霊が視える霊眼を持つ――。 大和革命後、新たに建国された大和合衆国は霊能力者を管理するために「護神庁」を設立した。主に神社と神寺を管理し、地域社会の心霊保護および心霊事件の解決を目的とする。 十二守護神将の一人、近藤金之助が大統領を暗殺し、処刑されてしまう。息子の愛之助は父が反逆した大罪を償うため、父と同じ心霊保安官の道を選び、東京都北区の赤羽神社に所属する。慈愛の美徳を背負い、赤羽を守る愛の戦士「ラブヘルパー」を名乗って、悪霊が起こす心霊事件を解決していたが――。 ＊この作品は「カクヨム（https://kakuyomu.jp/）」にも掲載しています。 ＊この作品はエンターテインメントを目的としたフィクションの物語です。