日常モノ×怪異退治モノ。第2、4日曜日に更新します。 　陽之戸国の都、貴墨に住む三流作家の丞幻（じょうげん）はある夜、祟り神が出るという噂の荒れ寺で男を拾う。 　埋められていた土の中からずるずると這い出て、力尽きたように倒れている男を見て、丞幻は思わず呟いていた。 「――あらやだ、ネタだわ」 　これは、怪異を見聞きする力を活かして関わった事件を小説にしているものの、いまいち売れない三流作家が愉快な仲間達と共に（次回作のネタの為に）怪異に挑み。 　美味しいものに舌鼓を打ち。 　賭博ですってんてんになり。 　はよ次を書けと、版元に物理で尻を叩かれる。 　そんなお話である。 　 ※キャラはコミカル、ホラーはまったりな、なんちゃって和風怪異モノです。よろしくお願いします。 ※話の展開上、人の売買や殺人・強盗などの犯罪行為をする描写がある場合があります。 　この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※ノベルアップ+様で先行公開しています。

　金沢の『黒百合丘学園』には『昼休み』に活動する『怪談を語り合う部活動』がある。ここに集まるのは『怪異』の数々、 『『SF要素』って『怪異』になるの？』 『『超自然』なんて存在しない、存在するものすべてが『自然』なんだよ』 『『現実』の方が『怪異』よりよっぽど『不気味』だから『怪談』なんてバカバカしいってこと？』 『自分が『おかしくない』って保証ができないから『あれはおかしい、絶対に人間じゃない』なんて言っちゃだめだよ』 『『幽霊』って『人間』だから『人権』あるよね？』 『『目で見たモノ』だけを信じるんだ。見えた幽霊は存在するけど見えない幽霊は存在しない』 『『非科学的』って言う前に『科学』を勉強しなくちゃ。まずは『古典物理学』からだね』 　恋人たちが観測する全く怖くない短編怪奇談集。

血のつながっていない兄夫婦が離島で死んだ。 僕――源雪久は、ロリコン野郎から守るために生き残った姪っ子を引き取ることを決める。 まだ9歳でしかない姪である鈴ちゃんの生活環境は変えたくないため、僕は離島に移り住むことに決める。 遊びに行ったときには気づかなかった島の守り神や遠浅の海に浮かぶ不吉な黒い岩などを知って、僕は白装束の存在に襲われそうになった……。

JK烏天狗にとっては怪異の討伐も大事だけど、学校生活だって大事！ 現代日本においても、日常の裏には妖怪――怪異の類はまだ健在。 そんな中、烏天狗として目覚めてしまった今井風香は怪異を討伐するもの――怪討としての生活を余儀なくされる。 しかし、彼女が望むのは平穏無事、平凡な学校生活。平凡な生涯。 それにも関わらず、風香が烏天狗であるという事がある人物にバレてしまい、風香の日常は大きく変容する。 果たして、風香は平凡な学校生活を送る事ができるのか――。 - - - - 全9話順次公開予定。『カクヨム』でもマルチ投稿中。

　主人公の火鳥　煉（かとり　れん）は、交通事故で死にかけていたところを天狗によって救われた。 その際に潰れた左目にはさとりの眼を、千切れた右腕には不死鳥の脚を加工して人の手として取り付けられる。また失った血の代わりに天狗の血を補われたことにより、煉は一命を取り留めたものの、ひとでありながら人でない者（化け物）になってしまった。 ある日突然見知らぬ世界へ足を踏み入れることになった煉。 人間として生活を送る事を望むも、様々な化け物達の問題に巻き込まれていくことで、人でなくなっている自分に気付いていく。 煉を理解してくれる化け物たちと共に問題解決に奔走し、すべての化け物が過ごしやすい世界になるように活躍を始める。 化け物界を纏め上げるには化け物としての地位が必要となるため、携えられたさとりの眼と鳳凰の力を駆使し、仲間たちと日本化け物界のリーダーを目指していく少年の成長譚。

──学校の怪談には、必ず理由がある。 ごく普通の筈の静英高校に囁かれる“七不思議”。 それはただの噂か、それとも本当に起こる怪異の仕業なのか──。 それに立ち向かうは、『静英高校優雅部』。 冷静沈着、“優雅”を重んじる優雅部部長・呉宮史桜に出会った新入生の東雲絢葉は、恐怖と違和感を抱えながら、怪異調査に挑む。 そこから浮かび上がる、怪異の真実とは── 恐怖と日常の狭間で織り成される、学園ミステリー。

満月の夜でもオオカミに変身できない狼女、みさおがやってきたのは 外界と隔てられた孤島に建つ『万怪異類文化継承学園（通称：ノアズ・アーク）』 八百万の種族のうち“何かが足りない”子どもたちを受け入れる、不思議な学園だった。 雪女なのに寒がり、魚人なのに海が怖い、吸血鬼なのに暗闇が苦手…。 彼らはそれぞれの“訳あり”を抱えながら、笑って泣いて、ときにぶつかり合いながら成長していく。 これは、不完全な彼らが紡ぐ“友情と覚醒”の物語。 ーーーーーーーーーー この物語は、学園で過ごす生徒たちそれぞれの視点で描かれる 「群像劇スタイル」でストーリーが進みます。 誰の心に寄り添うかによって、見える世界も少しずつ変わっていきます。 わちゃわちゃとにがやかな学園生活の中で、生徒たち一人ひとりが少しずつ成長していく姿を、お楽しみください。 お気に入りの子が、見つかるといいな(^^)

俺は、（少なくとも外見的には）普通の高校生。学校ではそのはず。色々と特殊な知り合いはいるが……、自分の身内に２００年以上生きている婆さんがいて、その婆さんの変な能力が遺伝しているだけなんだ！ 坂城　功。彼には物心つく前から、霊や人にあらざるものが『視えて』、『触れて』、『会話できる』という人間だった。周囲との認識の齟齬という問題を抱えて育っていた彼は、幼少期に現れた魔女と名乗る一人の女性に引き取られ育つ。 その後、数年共にあった魔女は旅にでることとなり、十歳の時から彼は魔女の知人を後見人として育つこととなる。 六年後、久しぶりに姿を現した魔女は、一人の女の子を連れていた。その子を巡り様々な思惑が交差していく―― カクヨム様、ノベルアップ+様、ハーメルン様、小説家になろう様のマルチ投稿となります。

これは創作です。 実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。 本当に、実際に起きた話ではございません。 なので、安心して読むことができます。 オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。 不定期で追加していきます。 2025/9/28：『あきのむし』の章を追加。2025/10/5の朝８時頃より公開開始予定。 2025/9/27：『げんかくのむし』の章を追加。2025/10/4の朝８時頃より公開開始予定。 2025/9/26：『てんじょううら』の章を追加。2025/10/3の朝４時頃より公開開始予定。 2025/9/25：『はいきょのまど』の章を追加。2025/10/2の朝４時頃より公開開始予定。 2025/9/24：『おなかがいたい』の章を追加。2025/10/1の朝４時頃より公開開始予定。 2025/9/23：『おしいれ』の章を追加。2025/9/30の朝４時頃より公開開始予定。 2025/9/22：『つめ』の章を追加。2025/9/29の朝４時頃より公開開始予定。

「千の妖怪」を言葉遊びをしながらを紹介していきます。1話300字弱、5千話投稿予定。話は出典や伝承におおむね沿うようにしていますが、ときおり大きく脱線したりもします。

秋野ハヤテはどこにでもいる普通の浮遊霊！ 双子の姉、疾子の中で生まれた時から一緒に暮らしていた。 姉に何かあればサポートに入り、どこに出しても恥ずかしくない立派な淑女に成長させていた。 しかしある時を境に、その状況が一変！ とある少女との邂逅を皮切りに、ハヤテは新たなゲームアバターを入手。 前世と同じような働きを求められることになっちゃった！？ これは前世で遊んでいた『Atlantis World Online』で、もう一度活躍しろと言われたハヤテの叛逆の物語。 ハヤテが望もうと望むまいと、怪異の方から接触してくるのは確定していた。

※毎週日曜日更新 ✿❀✿❀ 華藍（ファラン）国。 王都、華城（ファチォン）。東西南北を囲むようにそれぞれの区域が存在するその王都は、古の時代から穢れが溜まりやすい地のためか、ひとならざる者たちが起こす不可思議な事件に悩まされてきた。 そんな【怪異】に立ち向かえるのは、凡人にはない特別な内功を持ち、厳しい修行をしてある領域以上に達した仙人、もしくはそれを志す道士だけだった。 十五歳で道士見習いの暁玲（シャオリン）は、神仙の嗚嵐（ウーラン）と人里離れたとある山でふたり暮らしをしている。 時折、嗚嵐が王都から頼まれる厄介な【怪異】を解決しつつ、仙になるための修行に励んでいるのだ。 ある日、嗚嵐の旧友で王都の官吏を務めている李清（リーチン）の依頼で、ある事件の解決のため、王宮に女官として潜入することになった暁玲（シャオリン）。 第三皇子である皓懍（ハオリェン）皇子が二日ほど前から死んだように眠り続けたまま、まったく目を覚まさないらしい。 王宮の侍医でも原因がわからず、公にすることもできない。四日目の夜、妃嬪から依頼を受けた王宮の道士が三人合流することになる。病でないのなら【怪異】や呪術の類の可能性もある。 その道士たちの中には、ひと月前に王都を騒がせていた【怪異】事件をともに解決した憂炎（ユーエン）という首席道士の姿もあった。暁玲（シャオリン）は不本意ながら女装姿で再会を果たすはめになるが、それに関して彼がなにか言うこともなく····。 解決できなければ、関わった者たち全員が皇子の母である麗思（リースー）妃に罰せられてしまうという理不尽な状況下で。王宮の道士たちと協力し、王宮内を探索し始める。 そんな中、夜の庭園を散歩していた"自称記憶喪失"の見目麗しい幽鬼に出くわした挙句、なぜか気に入られてしまって····。 口外したら問答無用の極刑。解決できなければ罰せられる。前も後ろも崖っぷちから始まる、理不尽な依頼。 はたして暁玲(シャオリン)は、三日後に行われる公の祭事までに【眠り皇子】を目覚めさせることはできるのか―――。 『忘却』と『記録』が織りなす、中華ブロマンスファンタジー✨ ✿❀✿❀ ※ルビ有り ※架空の中華風な世界観 ※ブロマンス寄りですが、軽いBL要素有 ※この作品はネオページさん、カクヨムさんにて先行公開中です

ひょんなことから弟子になった私の師匠、 ルイ様は、誰もが見惚れる超絶イケメン。 ……ただし、性格は最悪！ 「モノの心はわかるが、人の心はわからない」 そう言って私を振り回す彼の仕事は、 持ち主に愛されすぎたが故に怪異へと成り果てた 『モノ』――愛禍《アモロス》の声を聴き、 その魂を鎮めること。 『愛する』という感情は、 『人』だけのものだと思っていたのに……。 最初は反発ばかりしていたけれど、 モノたちの切ない想いに触れ、 彼の隠された優しさと孤独を知るうちに、 いつの間にか この不器用な師匠から目が離せなくなり……。 これは、人の心がわからない師匠と、 そんな彼を放っておけない弟子が紡ぐ、 ちょっと切ない、現代恋愛ファンタジー！

華の浪速、大坂の町を十手のおりょうが駆け回る。 男ばかりの岡っ引きの世界の紅一点。 手にする十手は父の形見の恩賜の十手。 事件を追って5年前に非業の死を遂げた父の遺志を継ぎ、事の真相を追い求めつつ大坂の町を守っている。 その頃江戸には烏小僧と名乗る賊が現れて義賊として名を馳せていた。その烏小僧が江戸より姿を消し、再び現れたのが数ヶ月後の大坂だった。 時を同じくして、5年前の事件をきっかけに離ればなれになっていたおりょうの幼馴染み、お志乃が大坂に現れる。 再会を喜ぶおりょうだったが、お志乃の不可解な行動や以前には考えられないような言動から徐々に違和感を持ち、彼女に疑惑を持ち始める。 幕命により江戸より使わされる女性の隠密。5年前の事件に疑問を抱き公職を捨てて隠居として大坂に留まる元大坂城代。事件の闇に見え隠れする怪異。 闇に葬られたはずの真実を巡りって、あらゆるものの思惑が交錯する。 全ては5年前に起きた事件の謎から始まった。 浪速を舞台の時代劇ファンタジー今開幕。

　ビビリーマンの紙本健は気づくと異世界にいた。何もわからずさまよう先には次々と怪異が迫る！怪異を従え行く先に一体なにが待ち構えているのだろうか？ 　和風？ホラー？冒険劇がいま幕を開ける。

僕の考えた最強ホラー 様々な題材をここに保管する。 応援やフォローお願いします。 あると本当にうれしいです。

新しい街。新しい学校。 そして、山の向こうに一瞬だけ現れた、青い光―― 十七歳の少年、朝倉アレクスは、 ある日、クラスの謎めいた少女を追いかけた先で、奇妙な運命と出会う。 見えない怪異、命を繋ぐ謎の力「霊輝（れいき）」。 そして、どこか壊れながらも、強く生きる十人の少女たち。 彼女たちは“普通の生”を歩むことができない。 皆、それぞれに深い傷を抱え、過去に囚われ、 この世界にいてはいけない「力」と共に生きていた。 理由も、方法も、分からないまま、 アレクスは彼女たちを「救う」ことを選ぶ。 それが、彼自身の心の欠片を取り戻す旅になるとも知らずに―― “失ったもの”と“守るべきもの”の間で揺れる少年が、 世界に抗う力に手を伸ばす、再生と選択の物語。

元ヤクザの作家と不登校の少女が織り成す短編ホラー。 様々な怪異に対して出される雑な解決方法。元ヤクザの「暴」と脳筋少女の「暴」。今日、殴られるのは怪異か人か。

おじいちゃんちがある田舎。時期はお盆を迎えた頃。厚木恵美は毎年の恒例行事として、祖父の家を訪れていた。いつもと違うのは、そこで不思議な男の人に出会ったこと。とても背が高くて、「ぽ ぽ ぽ」と話すそのひとは、八尺様と呼ばれる怪異であった。 ※元々別サイトにて投稿していた作品です。名義は異なっていますが本人です。よろしくお願いします。

子育ても終わって一息ついた女性が突然の死と共に黒き山羊と名乗る神に出会う。自分の世界に来ないかと勧誘されて気付けば侯爵令嬢に。庶民でおばさんな記憶と共にどうにかやっていけるか不安を持ちつつ、聖女にされたり王子の婚約騒動や怪異な事件や腹黒令嬢の陰謀に巻き込まれながら日々の幸せを目指す話です。 現在、第六章「シャルロッテ嬢と廃坑の貴婦人」を連載中です ※フレイバー程度の独自解釈のクトゥルフ要素があります 【2,500,000PV達成】 【[年間] 異世界転生/転移〔恋愛〕連載中ランクイン】 【連載中注目度ランキング1位】 　閲覧ありがとうございます！ 章目次 第一章　シャルロッテ嬢と黒山羊様　 第二章　シャルロッテ嬢と悪い種　 第三章　シャルロッテ嬢と風に乗る者　 第四章　シャルロッテ嬢と紡ぎの手　 幕　間／地図／コリンナ嬢と回想録／コリンナ嬢と冒険譚 第五章　シャルロッテ嬢と噛みつき男 幕　間／ロンメル会長と多忙な日々 クトゥルフ神話短編童話小説「壊れない男と永遠の貝」もよければどうぞ