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作者:イタチコーポレーション/作品情報/Nコード:N0434IK
短編 |
辺りは浸透し染まり帰り他に誰もしゃべる ものはいなかった
そんな中で一人 街灯を羽織った男が真ん中に立ち
ぐるりと辺りを見えたしてこんなことを つぶやい
たさて
屋敷の外は非常に 寒々しい嵐である
ひょっとするとあたり一面
暴風が吹いてどこかしら壊れてしまう そんなことも
十二分に 想像しやすいそれほどの嵐である
暴風雨に混じって雨が 窓ガラスを何度も何度も叩いていく
ただこの小さな 島だそれに不釣り合いなこの洋館において
そんな雨粒というものはどうにも都心と
いうものとは違い まるで小さな小石を投げられているように
ピリピリと今にも 砕け散れそうで気が気ではない
ひょっとすると本来であればこんな島に
窓ガラスを設置するのであれば 戸板の一つでも 立てなければいけないのではないかとそう
考えるのではあるがしかしこの屋敷を建て た主はそんなことは
毛頭を考えなかったのであろう この話において
皆が集まるのは 新月の夜のことであっ
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: 新本格推理小説 推理小説 最終更新日:2023/09/03 12:24 読了時間:約17分(8,207文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:那由多/作品情報/Nコード:N6295DE
短編 |
僕が目を覚ますと、世界は水浸しで僕はぷかぷかと浮かんでいた。戸板に乗って漕ぎ出した僕の短い話。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 浮かぶ 戸板 最終更新日:2016/03/14 20:00 読了時間:約3分(1,117文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:阿僧祇/作品情報/Nコード:N3987BH
短編 |
元亀三年(1572)12月23日の夕方……粉雪の舞う三方ヶ原で、武田信玄を相手にボロ負けしてしまった徳川家の侍たち。大河内正綱も、負傷して戸板に載せられ浜松城へと退却してくる。だが……戦いはまだ終わっていなかった。戦国史に伝説を残した「犀ヶ崖の夜襲戦」が始まる!
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 合戦 血まみれ ワルノリ 戦国時代 侍、武士 最終更新日:2012/07/21 03:29 読了時間:約18分(8,668文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 32 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
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