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作者:じゅうぜん/作品情報/Nコード:N4382HJ
短編 |
「おじさ~ん♡」
今日も、一人休日を謳歌する俺の家に甘ったるい声が届く。
「だらだらしに来た~♡」
姪の夕華だ。もう高校生にもなるというのに、子供の頃のような感覚でうちにやってきてはだらだらとくつろいでいく。
中身は幼い頃と変わらない。だが恰好がギャルっぽくなって、生意気を言うことが増えた。「太ってる~♡」とか「今日もぼっち~?♡」とか。……俺だって気にしてるんだぞ。
ただある日、夕華がうちに来る理由を考えた時、もしかしたらずっと一人な俺を心配しているからじゃないかと思い当たった。そうだとしたらいたたまれない。俺もいい年齢だ。安心させるためになんとかしないと。
そうして俺は行動を始めることにした。ちょうど、悪い所は夕華がにやにや言ってくる。それを参考に直していけばいいんじゃないか。まずはちょっとずつ、痩せることから始めよう。
でも、そんな俺を見て、夕華はなぜか不満そうにしている。
「……別にそのままでもいいのに」
――だめなおじさんを自分だけで見ていたい姪と、だめな自分を変えようとする主人公。そんな二人の日常の話。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 年の差 日常 青春 ラブコメ 社会人 女子高生 姪 イチャイチャ 押しかけJK 最終更新日:2021/12/17 18:04 読了時間:約22分(10,754文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 1,356 pt ブックマーク: 131件 評価人数: 124 人 評価ポイント: 1,094 pt |
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