この物語は作者の声が聞こえる主人公と思想つよめの作者との異例の掛け合いコメディー

「おはようございます！　そして初めまして！　わたしは遊佐エリカと申します。異世界転生・転移の女神様が治める基幹世界『ディ・マリア』から、この世界に異世界転移してまいりました！　これからよろしくお願いします、勇者様！」 10年勤めた会社が倒産して失業中の遊佐トールを、朝５時ピンポン連打という鬼畜の所業で起こしたのは、異世界からやってきたという美少女エリカだった。 しかもトールの妻を自称し、トールが召喚したんだから責任を取れと言い、さらには異世界『ディ＝マリア』を救った勇者だと言ってくる。 「ごめん、何もかもまったく覚えがないんだが……」 困惑するトールの家に強引に上がり込んだ美少女エリカとの奇妙な同棲生活は、こうして始まった。 ―――――― ＊カクヨム併載、完結済み。

ある日、筋トレマニアの津田が家に何かがいると相談してきた。 津田「最近さ、風呂場の排水溝が詰まるんだ」 おれ「そりゃ掃除しなきゃ詰まるだろ」 津田「毎日毎日長い髪の毛がもっさりと詰まるんだよ」 おれ「そりゃ髪を洗ったら抜けるんだから、詰まるだろ」 津田「いや、おれスキンヘッドだぞ？」 どうやら津田の家にいるのは黒髪ロングの幽霊のようだ。だが話を聞いているうちにその幽霊はかなり屈強な体をしていることがわかり……

「家出してきたので匿ってください」 「おや、転生の女神様？　たしか転生業務をしていたはずではーー」 「転生業務はぶん投げてきました」 「おっと」 「転生者多すぎ仕事多すぎ、私はもっとスローに生きます」 「転生させる側がスローライフ宣言」 「私を追って色々面倒事がーーーさぁ娯楽を用意するのです」 「露骨に誤魔化してきましたね、まぁ女神様なら歓迎しますよ」 こんな感じで進む、主人公の吉田と転生の女神による掛け合いコメディ 五度目の転生で異世界“ニッポン”へと降り立っていた吉田 転生の女神様とスローライフなラブコメ（一方的）を送ります

　とある田舎町、武器屋の若き青年店主ディオヘル・マッケンジィは一人の居直り強盗に出会い、人生に一筋の風を吹き込まれる。 　名前を変えたい男と名前が欲しい女の烈風すさぶ物語。