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作者:猫宮蒼/作品情報/Nコード:N5765HR
短編 |
異世界の存在が周知された現代。少年の姉は三年前に異世界へと召喚されてしまっていた。帰ってくる者、来ない者、それらは実に様々だ。一応限られた手段で連絡がとれないわけではないけれど、現状こちらの世界からのアプローチは難しく、異世界側からのコンタクトを待つしかない。
そんな中、姉が一時的にこちらの世界に戻ってきた。最後のお別れに、と。どうやら向こうの世界で王子様と結婚するらしい。
物語の中ならめでたしめでたしなんだろう。でもさ姉貴、父さんと母さんそれでも心配してるしずっと待ってたんだよ。今この場に二人がいない以上、ここでお別れされるともう二度と会う事ができないわけで。
もし、二人の愛が真実の愛だというのなら諦めよう。だが、後ろで見守ってる王子様よぉ、あんたは初手を間違えた。本当に姉と添い遂げるつもりなら、こっちの発言は全部完封するべきだったんだよ!
っていう一部本編にない弟の内心が含まれておりますがそういう感じの話です。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 異世界転移 王子 聖女 弟 推しには勝てなかった 穏便な破局 最終更新日:2022/06/15 16:44 読了時間:約9分(4,388文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6,706 pt ブックマーク: 261件 評価人数: 709 人 評価ポイント: 6,184 pt |
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