宇宙さんは異次元のレベルの知能を持つ超天才。星を作りデータを集め管理するのが彼の仕事。そして知能ある存在を育成するのがこの星を作った目的。 しかしそこに生まれたのはデカい植物にデカい恐竜。とても宇宙さんの手となり地球に文明をもたらすものではない。小さい隕石を集めて巨大にして地球に落としリセットしようと考える。 しかし、その時ふと目にとまる。小さなフサフサ恐竜が。二本足で立ち、手を使う恐竜が……。 小型フサフサ恐竜が人類となり、成長して文明発展がしていくいくほのぼのしたファンタジー物語です。私の書いたエッセイ「宇宙の謎とひらめくつむじのアンテナ」を元にストーリーを考えて書いてます。

放置系チャット型ゾンビブラウザゲーム「日影血戦（ひかげ・けっせん）」を、アカウント名――救世主ゆず様でサービス開始直後に第1サーバー（地区という概念）でプレイした十七歳無職の青年、能登譲（のと・ゆずる）はゲームストーリーに魅力を感じたことから、ゲームにハマっていく。 「日影血戦」にのめり込む要因としては、放置系要素に加え、AI（人工知能）がプレイヤーやフレンドやギルドメンバー同士のチャットを分析した結果が、経験値や育成などに繋がって、上限こそあるものの、ゲーム内を有利に進めることができる、という独自のシステムを取っているからだった。 別の何かをやることもなく、友達もいない譲にとっては、放置ゲームも楽しめ、かつゲーム仲間とチャットをすることでキャラクターが強くなる「日影血戦」は、まさに最高の放置ゲームだった。 譲……あらため救世主ゆず様（以下、ゆず様）は、様々な苦難はあったけれど、どうにか居心地のいいギルド（部隊という概念）に入り、信頼のできるギルドメンバー（隊員という概念）やフレンドやチャット仲間を得る。 やがて「日影血戦」第1サーバー「日影地区」では、奇妙な出来事が立て続けに起こっていた。 一連の奇妙な出来事について、1サーバー民（以下、1鯖民）の間で様々な議論が重ねられた。 その議論の結果、1鯖民は一つの仮説を立てた。 ――「日影血戦」の1鯖では、隠しシナリオや隠しキャラや隠しアイテムや隠しステージが存在し、それはこのゲーム内のチャットを分析しているAIによる仕業であって、AIは自分の作り上げた隠し要素を見つけてもらいたがっている……。 まるでAIからの隠し挑戦状だ、と1鯖民の誰かが同一サーバーの全体チャット場（広場という概念）で言ったことから、「日影血戦」の1鯖では、この仮説は「AIによる挑戦状説」と呼ばれ始める。 さらにゆず様をはじめとする1鯖民は、自分たちの仮説を検証するため、それぞれ動き出した。 仮説の情報を交換するために新規ギルドを立ち上げたり、元々大きなギルドを巨大ギルドに成長させたり、石油王と称されるプレイヤーが高額課金をして強くなったり、1鯖ではお祭り騒ぎになっていき……！？ ※時折、作中ではゲームシナリオ形式のゲーム世界編エピソードがありますが、現実世界編やプレイヤー編エピソードでは本来の小説形式です ゆっくりと執筆中

2035年、変革が起こり世界中に数多くのダンジョンが出現した。突如として現れた塔の圧倒的な存在感に人々はその姿に驚愕し、恐れを隠せなかった。 そして、3年後…… 「やれやれ、こんな場所にダンジョンなんて……。」 32歳の冴えないサラリーマン、杉並健也は、日々の仕事に追われ、帰宅後は一人でソシャゲの放置ゲーに没頭するのが日課だった。 彼は放置RPG『無限の統治者』の世界で無双し、２０年間もの歳月をその世界に捧げてきた。 健也は仕事から解放された週末、散歩がてらに街を歩いていた。 そんなある日、彼が20年間プレイしていた放置ゲームの世界がダンジョンとして突如召喚されてしまう。巨大な塔が姿を現し、ゲームに登場する兵士やモンスターが実際に目の前に現れた。 長年にわたって培ってきた放置ゲームの力と知識を武器に、変革の波が押し寄せた新たな世界での生き方を探る。

ある日、変な夢から目覚めると、俺のスマホに知らないアプリがインストールされていた。 とりあえず放置しておけば経験値が勝手に溜まっていくらしい。 だけど放置ゲーで最も重要なもの。それは放置効率の向上だ！ 様々なスキルを手に入れたり、アプリ内の家を豪華にしたり、育てる作物を増やしたりしていると、放置報酬が劇的に増え始めて……！ 退屈だった俺の日常はどんどん豊かに、そして刺激的になっていく。

えっ！将棋なのに1ターンキルされたっ！？ 将棋アイドルクリッカー"SHOGI IDLE CLICKER" 基本無料のVR育成型将棋ゲーム。 クリッカーとアイドルを混ぜ合わせ、駒を育成する放置ゲーム。 貫通する香車、移動距離がおかしい桂馬、シールドを張る銀、遠距離攻撃が可能な金 そして5回連続で移動する歩兵。 将棋を模しながらも、本来のものとはかけ離れた挙動をする駒 本来はCPUとの対戦を前提としたゲームバランスであったが 運営の気まぐれで、その育成した駒での対人戦が可能となった。 CPU相手に有効だった圧倒的火力によるゴリ押しも、対人相手ではそうもいかない。 相手の死角からの奇襲、駒の強化によるステルス化、行動阻害や、防御まで 対CPUでは死にスキルと言われたものも、対人相手なら活用できる。 相手に将棋をさせない立ち回りから、相手のスキルを封じて将棋に持ち込み打ち破る等 育成次第で様々な戦略が取れることから熱狂的なファンが付いてしまった。 そんな将棋アイドルクリッカーに挑む若者の物語である。

放置ゲーム。 それはある程度のレベルになるとオフラインでもキャラクターが育っていく素敵なゲーム。 10年前、PCゲームのような内容を取り入れた画期的な放置ゲーム『Destiny』がリリースされた。60種以上の職業-ジョブに加え、課金をすることによってプレイヤーとキャラクターに別のジョブを習得させる事が話題を呼んだ。さらにはMMOの要素を取り込んだ大型アップデートを経て、広大なマップと自由度の高い外装ビジュアル-が更なる人気に繋がっていく。そして、更に大規模アップデートを目前に物語は始まる。 主人公『|小野拓也《オノタクヤ》』は初期からプレイしている1人であった。 毎月恒例の課金ガチャを楽しみに帰路に着く拓也であったが、不運にも交通事故に巻き込まれてしまう。 意識を取り戻した拓也が目を開けると、そこは全く知らない場所で、3人の美女に囲まれている不思議な状況であった…。

この物語はとある放置ゲームアプリの中の話である。 一条武という高校生が使っているスマホ内での出来事で 時に笑い悲しみもあればいいと思う電脳日常ギャグ系です。 「ああああ」の屑さが伝わればいいと思います。