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作者:renten/作品情報/Nコード:N8653KJ
連載中 (全21エピソード) |
『ひとつの意志に従え。いかなる手段をもってしても、遂行せよ。』
人類は、ヴァンガードと呼ばれる新たな世界秩序のもとで統一された。
だがその平和の裏には、より深い統制構造が存在する――
情報管理、思想矯正、そして絶対的な権限を持つ組織:OSI。
あらゆる手段で「統一」を維持する国家公認の機関である。
かつて英雄と呼ばれ、名も階級も捨てた男――エージェント88、ジャン・ヴェルヴォー。
軍事介入から政治工作まで、冷徹に任務を遂行する。
通常戦力で対応できない作戦には、〈BOX〉部隊が投入される。
レナールはジャンに選ばれ、人類の未来を形作る一員として部隊に転属された。
最新の任務は、統一に抗う反乱勢力が拠点とする複数の島嶼地帯。
公式目的は「反乱軍の制圧」だが、そこで待っていたのは単なる反体制派ではなかった。
そして、それは現れる――
かつて封印されたプロヴィデンス級〈BOX〉のひとつが。
火星の地中に眠る、異星文明の遺産。
人類の技術的飛躍の“起源”とされる存在である。
それらは、自らパイロットを選ぶと言われている。
魂が、かつての声に共鳴する者を。
状況は急速に悪化し、予測不能な決断が下されていく。
損失は避けられず、ある犠牲は選ばれ、ある犠牲は……防げなかった。
その混乱の中に、ヌアとその弟エリオがいた。
二人の絆は、プロヴィデンス級〈BOX〉ヘリオスと深く結ばれていた。
戦闘中にエリオが致命傷を負った瞬間、
彼を守ろうとするヌアの絶望的な叫びが、機体の真の力を解き放つ――
戦場から遠く離れた場所で、ジャンはすべてを観察していた。
彼だけに見える存在――火星の文明の幽霊たちに語りかける。
それは、かつて人類と同じ運命によって滅びた者たち。
ジャンは彼らを「ヴェルダンディ」「ウルド」「スクルド」と呼ぶ。古き神話になぞらえて。
彼らにとって、人類は過去の繰り返しに過ぎない。
だがジャンだけは異質だった。
未来を見通しながら、なお抗おうとする「異常点」。
「人類は団結するか、星々の下で分断されて滅びるかのどちらかだ」
これは単なる作戦ではなかった。
それは、数多の犠牲のうちの、ほんのひとつに過ぎない。
それでも、人類の未来のために、続けなければならない。
人類の未来を守るための戦い。
「滅びの運命」に抗い、
まだ記されていない運命を手にするために。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: R15 HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 パッシュ大賞 シリアス ダーク 西洋 未来 ロボット 群像劇 内政 ミリタリー BK小説大賞 最終更新日:2025/07/11 07:04 読了時間:約177分(88,327文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:紫羽蘭空/作品情報/Nコード:N8187HE
完結済 (全42エピソード) |
混沌界の大国ヴェスベラン帝国魔導研究所で、次期軍用魔獣「ハズバーン」を魔導大臣に公開した日に、設計した魔獣部第一課長アガベルケスが殺害された。
主人公アリシア・ガディは大した根拠なく、その容疑者にされる。アリシアは容疑を晴らすため、帝国の第三皇子リュース(美少年・非常識)とそのメイドのリンゼータ(美少女・常識人)に助けてもらいながら犯人を探す。
アリシアはリュースの協力で何とか容疑を晴らしたが、代償にリュースが設計したハズバーンに替わりうる魔獣アクベルトの設計図を第一課に取られてしまう。
しかしリュースにはアクベルトを上回る魔獣アクベスバがあった。
完成したアクベルト系魔獣のテストに乱入、圧倒的な力を見せつける。
一方、魔導大臣にも秘めた狙いがあった。
皇子に仕えるリンゼータが、隣国の大国の直系の血統であることに気付き、傍系の現国王を廃して自分の権力強化に利用すべく画策。
しかし秘密は皇帝に漏洩し、皇帝はリンゼータを軟禁してしまう。
アリシアはリンゼータを救おうとするが……
※「魔獣創るの ~紅月のリンゼータ」改題
※2021/9/26 読みやすい様に改稿
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 女主人公 魔法 メイド 魔獣開発 裏切り 冤罪 一人称 異世界 亡国の姫 変人皇子 利権争い 研究所 政治工作 天才と秀才 ネトコン11感想 最終更新日:2021/09/10 07:01 読了時間:約394分(196,624文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 18 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 16 pt |
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