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作者:守尾八十八/作品情報/Nコード:N7839IC
完結済 (全10エピソード) |
高校時代のクラスメート、古河優子(ふるかわゆうこ)の訃報を受け取った進藤雅弘(しんどうまさひろ)は、実感が湧かない。
進藤と優子はご近所さん同士なのに、学区の「腸ねん転」のせいで、別々の中学校に、すれ違って通っていた。進藤の登校姿を、優子は見ていた。進藤は気付かなかった。見られていたと知るのは、高校二年で優子と初めて同じクラスになってからだ。
優子との関係進展に進藤は胸を高鳴らせるのだが、邪魔が入ってうまくいかない。優子の本当の思いを聴かされるのは、彼女の訃報が届いた後のことだ。
少女時代の優子のささやかな、祈りのようないたずらを進藤が受け止められなかったのは、進藤の狭隘で軟弱な自尊心と保身とに起因する。進藤は、決して手放してはならない大切なものを、深くて暗い海の底のような場所に置いてけぼりにしてしまっていた。
【筆者は8月9~30日の間、威力業務妨害の容疑で警察に身柄を勾留されていました。その間の連載更新(投稿)は、事前の「予約」によるものです。】
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 不幸の報せはSNSで けば立つ卒業アルバム 記憶より幼い肖像写真 大学受験への影響考慮 やや季節外れの文化祭 教室に水はわせ鹿威し 大規模農家の息子活躍 美術部男ラフスケッチ 力仕事に女子巻き込む 下校時間大幅繰り下げ か弱い姫を守る王子様 中学でテニス燃え尽き 進学先が腸ねん転状態 すれ違いに気付かない ESN大賞5 最終更新日:2023/08/25 00:00 読了時間:約34分(16,896文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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