陽炎は、王子という生まれでありながら奴隷であった。 母は妾であったのとその頃地位がなく、泣く泣く母に捨てられた。陽炎はその後盗賊に拾われ、捕まり。その後奴隷として売られる。 客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。 道具は、自分の受けた怪我の体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。 星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性という、無条件に愛を惜しみなく注ぎ主人へ恋する性質を持って生まれた。 星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。 やがて陽炎は、さみしがり屋の性質を、この道具に満たされていて鴉座もその性質を見抜き甘やかしていた。 思惑がありながら。 ――――貴方のために、この身はどこまでも残酷になれるんですよ。 道具は裏切らない、道具だけは陽炎の味方だとすり込ませる鴉座。 陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。 星座たちは陽炎を守る者と、陽炎をだます者で別れていく。 これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。 ※某所にも載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。 女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。 ※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。

　巷では12星座占いとして知られる黄道12星座。太陽が1年かけて1周する軌道――黄道帯に配置されていて、黄道12宮に対応する星座。 　そんな星座と黄道帯に現れる天体現象によって何年かに1度、ある1つの石が生成される。人ではない者によって作られたそれは約1年効果を発揮し、使い方によっては所持するものの願いが叶うと言われ、現在、未来を大きく変える。 　一人暮らしの琴羽は、ひょんなことからその石を手に入れ、興味本位で飾ってみた。その深夜、突如光る石。それからの1年間が充実することを琴羽はまだ知らない。 　これは、ある石を買った彼女の1年間の物語。 　笑って泣いて1年を過ごしていく――

星座擬人化 オリオン編 アポロン視点

星座擬人化 オリオン編　アルテミス視点

星座擬人化物語 オリオン先生の過去

星座で801スレ派生。BL。天秤×射手。 片づけられない天秤と家にいられない射手。 二人で自宅を片付ける話。 自サイトロッカーNo.19465：http://no19465.web.fc2.com/と重複投稿