日本で屈指の陰陽師の血筋に生まれた主人公「鬼龍院由美子（きりゅういんゆみこ）」は、同じく陰陽師の家系に生まれる相棒「八頭司皇雅（やとうじこうが）」と地球と違う時間線上にある裏世界惑星ファスタで、所属している団体セレストの司令をこなしつつ気ままな旅を過ごしていた。ファスタには魔術の概念がある。 二人は旅を重ねることで魔術を使いこなすことが出来るようになっていた。 モンスターの魂も等しく供養されるべきと考える二人は、持ち合わせの心力（地球にある霊感のようなもの）で困難な事件を解決していく。ある事件がきっかけでファスタ人のファーナ＝ラルヴァークと行動を共にすることに。 ファスタの周りを回っている六天星の一つアクアラージを旅しているときのこと。とても小さなことから由美子たち三人は小さなリラという名前の村の村長から、近くに住み着いたドラゴンを討伐してほしいとの依頼を受ける。普段なら断るところだったが、ファーナが強く押したこと。ドラゴンが暴れているのか否か。確認の為も込めて由美子たちは現場に急行するのであった。 そこで出会った残忍なやり口に、三人は。

組織からあるものを盗み、追われている男がしばしの休息を求めたバー。オーセンティックで落ち着いたそのバーで、超能力者同士の静かな戦いが始まる…… ※本作は『カクヨム』と『エブリスタ』にも掲載しています。旧タイトル『時に埋められし種』

過去のトラウマから、主人公に憧れた青年『タツキ』は自分が理想とする学園生活を送るため、日々努力を重ねて学園での地位を築いていた。 そんな中、謎の男に殺され異世界へ。 その異世界は、近未来的な世界と中世ヨーロッパ的な世界が混ざりあった不可思議な世界であった。 そこで出会った人々との出会いと別れを繰り返し、定番異世界ハーレム無双ストーリーを楽しもうとするが……。 クズ系主人公が自慢の頭の回転の速さを使い、異世界での地位を築こうと奮闘する物語。

こことは違う時間線の古代エジプト文明の話、2018年現在、KV64番目まで発掘されて居る王家の墓。 知られざるKV65番目の墓がここに明かされる…

勇者召喚の間違いで異世界に転移したマサトシ（キモオタ、陰キャ、引きこもり）。異世界転移でもらったチートパワーで周りの迷惑を顧みず、勝手に国営ダンジョンを制覇して崩壊させるわ、相場を無視して奴隷を買い占めてハーレム作るわ、婚約の決まっていたお姫様を無理やり妻にするわ、他国の私掠船を沈めて財宝を分捕るわと好き放題。これはいかん、こいつを異世界にこさせてはならんと、時間線を遡って召喚させないために異世界からやってきた魔法騎士（ロリ、ネコミミ、ビキニアーマー装備）通称モエモンが、主人公のマサトシを更生させようとがんばる話。どっかで聞いたような設定と名前だけど気にしない気にしない。

ひょんなことから『もう一つの日本』へ行ってしまった、つまり時間線を越えてしまった女子高生、木村亜紀。 そこで強制捜査課の活動に巻き込まれ、一度は無事に帰してもらったものの、またまた事件に巻き込まれて大東京市へ。 自分だけならいつでも帰してもらえるみたいだけど、大東京市にはなにやら黒い影が……？ 普通の少女が活躍する（？）、レトロ風冒険活劇。 自サイト掲載作品（1996年～2006年連載）の再録です。

平行宇宙警察とも称される時空管理局では、時間線を越えた犯罪を取り締まるのが任務の一つ。 今回も、とある小国が未成年市民を『召喚』したため出動したが、『賢者を召喚』した側に反省は無く…… 様々な時間線の交わるところ、必ず生じるのが文化摩擦。 これを最小限に食い止めるため、ペルシル政府と条約を結ぶ国家は多数あるわけなのだが……それでも気を抜けば呑まれ消えていくのが小国の運命。犯罪行為に手を染めれば、ますますその運命は危うくなる。 しぶとく生き残ったサムライ小国のエピソードを絡めた、とある日の強制捜査課の風景。 （2008年に自サイト掲載した作品を加筆修正したものです）

＜プロローグ版＞ 　我々の世界とは異なる時間線に存在する世界。 　ファンタジーな物理現象が存在するその世界に存在する大陸ラニ・レジャステーロ。 　かつて存在した統一帝国が地より湧き出した魔王の軍勢によって滅ぼされ、その魔王も滅び去った時代。 　帝国や魔王の遺跡を調べて回る冒険者達が活躍するその時代に彼女は生きていた。 　だが、その運命は激動の渦に巻き込まれて行くのだった。