焼け石には水じゃなくて、芋だよね。

　ちかいわ。 　すごく、ちかいの。

　主人公「私」は中小企業の経営者。大きな波に追われ、もの造りの現場をアジアへ求めて海外進出。だが日の丸を掲げるはずの役所は、どこを向いているのか、暖簾に腕押し。拙い翼で羽ばたこうとしても、所詮は中小零細。 　目先の利で動く為替と、人の信頼を求めるもの造りは、相反関係にあり、そこで成り立つ「Win-Win」はあり得ない。それを無理強いすれば破綻するのは必至。やるなら欧米の如く、短期勝負で利益が出たら撤退するのが肝要。 　だが人生すべてが金で決まるほど儚くはない。自国に飽き足らないアジアの若者は、己の人生を求めて世界へ羽ばたく。千年を超えて「一所懸命」を標榜する我らとは、やはり違う。そこにドラマが生まれる……。 （「エブリスタ」掲載中）

魔王が復活し余りの強さと残虐さに世界が頭を抱えていた。 そこで自分達の力を見せつけたかった魔術団により、魔術団総長の反対の意見を無視して勇者召喚が行われる。そこに現れたのは勇者ではなく異世界の魔王だった為に召喚に関わった魔術団は全員一瞬のうちに抹殺されてしまう。 その事件よりも数ヶ月前に死んだわけでもなく気付いたら異世界転移してしまっていた女性は、転移者特典なのか言語に不自由しなかった為にお城の通訳官の仕事に就いていた。国に召喚された魔王と城で働いている通訳官が出逢うのはそう時間は掛からなかった。 お城の通訳官から魔王の通訳官となったが、通訳方法が見つかると通訳官として魔王の側にいる必要性が無くなる。そして魔王も他の王女様や令嬢達と逢瀬を重ね始め彼女は決断した。 地球から自然に異世界転移した女性と、魔王を討伐させる為の勇者召喚で強制的に異世界転移させられた魔王の話。名前は読んで行くことで出て来るので最初は名前は出て来ません。かつ、いろんな人の視点で進んでいきます。(大体タイトルの人です)恋愛の話後半です。すれ違いも後半。 設定ふわっとです。 土曜か日曜に数話UP (少年漫画程度の性表現が良く出ますので15歳以上です。青年誌的な性表現はXに別に載せます。※がタイトルに付いているのはX版も書いている物です)アルファポリスにはR指定版でカクヨムはここで掲載しているまま重複投稿。他のサイトに載せた際はここに追記します。

美人で成績優秀な女子高生山久純子は「自分はいじめに遭っている、犯人もわかっている」と、担任の田中に相談していた。 田中は親身に話を聞いてくれるが、山久純子はそのいじめに耐えられそうもなかった。 いじめの犯人だと思われていた女子生徒三人は問い詰めても暖簾に腕押し。 山久純子が身の危険を訴えると田中はもっと話を聞こうと家庭訪問をしてくれるという。 その家庭訪問で彼らは…… ※この作品はカクヨム・エブリスタにも掲載しています。

暗愚と呼ばれた男が居た。 その言葉には虚実が入り混じり、その行動は他者の逆鱗におろし金を当てるかのよう、その言動はまるで道化師のようだった。 誰も彼の真意は分からない。いやそもそもそんなものがあるのかどうかさえ定かではない。 常に楽観的で、享楽的で、ぬかに釘、暖簾に腕押し、柳に風。 そんな男はこの乱世でどう生き抜くのか？

とある少女の長い長い片思いの相手は、幼馴染みの少年。鈍感無粋な彼への恋は、今日も暖簾に腕押し状態。 そんなある日、少女の涙を止めるために少年が使った、幼い頃の「魔法」のことを知る……。