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作者:みなと/作品情報/Nコード:N1020HW
連載中 (全6エピソード) |
古き時代。
彼らは互いに手を取り、双方に害のないよう契約を結び、時には敬い、助け合い、協力して生きてきた。
人の世の平穏があまりに当たり前になり、忘れていた。敬う気持ちを、大切に想う気持ちを。
『彼ら』は人に助けられていることも多かったから、想ってくれることがたとえ表面上だけのものだとしても、『彼ら』はそれで良かった。どのような形であれ、想い、信仰してくれていたのだから。
だが、時代と想いは変化する。
悲しきかな、『彼ら』の力あってこその穏やかな日常を、「自分達の力で得たもの」であると勘違いしてしまっていた。
正しき伝承は伝わらず、『御伽噺』として子孫は忘れていく。
もう終わりにしよう、『彼ら』の手助けは必要ない。人は人の世を紡いでいくのだ!未来は我らが手にある!
そう宣言した王太子により、全ての加護や祝福が消え失せた。
王宮に仕えている老魔術師から聞いた真実と、間に合わない謝罪。
───ご自分で蒔いた種は、ご自分で刈り取りなさいませ。
そう言い残して、姫は残酷に、美しく微笑み、幸せに結ばれたのだ。
※またやってしまった思いつきシリーズです。設定などゆるゆるですので、生温く見守ってやってください。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: シリアス ダーク 人外 チート 魔法 日常 ハッピーエンド バッドエンド 異類婚姻譚 異能力バトル ざまぁ 復讐 妖精姫 最強ではなく最凶 R15 残酷な描写あり 最終更新日:2025/05/24 17:48 読了時間:約44分(21,598文字) 週別ユニークユーザ: 914人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 3,934 pt ブックマーク: 639件 評価人数: 303 人 評価ポイント: 2,656 pt |
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