そこは、何処でもない世界。 過去でも現在でも未来でもなく、古代でも中世でも現代でもない。 剣と魔法が存在する、不思議な世界の御伽噺。 世界中どこの勢力にも属さない小国があった。 軍備が強い訳ではない、魔法に長ける訳でもない。 高く険しい山脈に囲まれ、更に広大で奥深い森に阻まれた、小さな小さな王国。 要は、その労力に対し侵略するに値しない……と諸大国に判断された国。 だがその土地は肥沃で天候は穏やか、主な産業が農業と畜産と林業であるが故に食料自給率は高く、飢える心配のない国民は優しく朗らかで暖かい。 小さな箱庭の様な国ではあるが、相応の文化を持ち決して大国に劣っている訳ではない。 まるで、大きな御手でそっと守られている様な不思議な国。

エルフとして迫害された聖女は生贄として聖剣となり、強引に瘴気を溜め込む魔法陣を使われ魔剣化した。 魔剣の持ち主になった彼は、私を助ける為国を追われ、魔剣の瘴気を使って魔剣を振り続ける。 彼は魔剣を振るい続け、瘴気に蝕まれながら、死に向かって狂っていく。 必死で呼びかける魔剣の聖女と、死に向かいながら狂って行く彼の３年間の物語。 これは絶望から始まる希望の物語。

これは神様に願い事をして世界中の誰からも愛される女の子になった“君”と、それを見守る“僕”の物語り。 最期はハッピーエンドで終わります。

ある日、仲間に濡れ衣を着させられ、山奥に引き込もって生活を送っていたミリス・アクルファは虐待の果てに捨てられ、徒党に迷っていたローティを拾う。 ローティがここへ行き着いた経緯を知ったミリスはローティを弟子として、共に過ごす事を決意する事へとなる。 こうして、世間知らずの捨て子と引きこもり女魔術師の誰からも愛されたとこの無い、凸凹な二人の物語が始まった。

幼い時にとある理由で両親が死んでしまった少年が悩みながら生きる世界　最期はハッピーエンドになったらいいな！　残酷な表現は無いですが後々出てきたときに忠告忘れてても嫌なのでつけました