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「君、勇者じゃなくて村人だよ」職業貸与者《ジョブ・レンダー》~パワハラ勇者達に追放されたので、貸してたジョブはすべて返してもらいます。本当は外れ職業と気づいて貸してくださいと泣きつかれても、もう遅い!
作者:つくも/九十九弐式/作品情報/Nコード:N0166GV
完結済 (全58エピソード) |
「トール。お前気づいてるだろ? 俺達、最強の勇者パーティーに何もしない荷物持ち(ポーター)は必要ないんだよ」
15歳の時に天職を与えられる世界。幼馴染の俺達五人は勇者パーティーとして旅立つ事になった。
『ジョブ・レンダー』という職業を貸与する天職を与えられた俺。他のパーティーメンバーは外れ職業しか授かっていなかったのである。
俺は幼馴染の4人にチート職業を貸与する。
『ジョブ・レンダー』には四人までの使用制限があった。俺は四人に職業を貸与しているため、無力な存在となってしまう。仕方なく俺はパーティーの荷物持ち(ポーター)をする事に。
チート職業を得た勇者パーティー連戦連勝を繰り返す。
その事を自分達の力だと思い始めた勇者達は、俺を何もしないただの荷物持ち(ポーター)だとして糾弾を始める
「本当にいいのか? 俺はただの荷物持ち(ポーター)なんかじゃない。ジョブ・レンダーとしてお前達に職業を与えてたんだぞ」
「いいから、出てけよ。俺達のパーティーに何もしない無能は必要ないんだよ!」
「そうか。わかった。出てくよ」
仲間達からそう言われ、パーティーをあとにすることを決めた俺は去り際に呟く。
「お前達に貸した職業は返して貰うからな」
その直後、勇者パーティーは絶体絶命の危機に直面することになる。
「お、俺が実は勇者じゃなくて村人だと!?」
「う、嘘! 私って大魔法使いじゃなくてただの遊び人!?」
「お、俺は聖騎士じゃなくてただの農民だったのか!」
「え!? 僕って大僧侶じゃなくて、ただの無職だったの!?」
勇者パーティーがチート職業に就けたと思っていたのは俺がジョブ・レンダーとして職業を貸していたからであった。
ただの外れ職業に成り下がった勇者パーティーは連戦連敗。周囲からの評判も地の底へと落ちていく。
そんな時、俺は幼馴染の王女と再会を果たす。俺は彼女に『聖女』を貸し与えた。
「う、うそ! わ、私が聖女! こ、こんな事が!!」
こうして俺と彼女は危機に陥っている王国を救う事に。
それから俺は自由で気ままな冒険者ライフを楽しむ事を決めた。
『ただのお荷物』として馬鹿にされていた少年が『ジョブ・レンダー』として大陸中にその名を轟かせる。
これはそんな成り上がりの英雄譚である。
※コミカライズ原作を募集している出版社様、お声かけください
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 主人公最強 ざまぁ 集英社小説大賞3 書籍化 未コミカライズ ネトコン12 最終更新日:2021/04/25 18:00 読了時間:約201分(100,036文字) 週別ユニークユーザ: 191人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22,496 pt ブックマーク: 4,331件 評価人数: 1,688 人 評価ポイント: 13,834 pt |
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