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作者:佐藤栄太/作品情報/Nコード:N2554GP
短編 |
皆さんは、格付け会社というものをご存知でしょうか?
格付け会社とは、金融商品や企業・政府に対して調査・分析を行い、記号や数字を用いて格付けを付与する会社のことです。
例えば、「A社の債権はAAAです」や「B国の国債はCです」といった感じでしょうか。投資家などは、こういった格付けを投資の判断材料にするそうです。
ただ、あくまでもこれは「格付け会社の私的な意見」であって、あくまで情報の一つということを忘れてはいけません。「AAAだから絶対安全」というわけではありませんし、AAAの金融商品が暴落したとしても格付け会社が責任を取ることはありません。
さて、この格付け会社についてですが、格付けを依頼する依頼主がいて、その依頼主からの報酬が会社の収入になります。
では、この会社の収入源である依頼主―――これはいったい誰でしょうか?
金融商品を買おうとしている投資家・投資会社? 国? それとも、「金融商品の格付け情報」を売るメディアでしょうか?
これは、「もし、小説の格付け会社というものがあったら?」という物語。
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: 小説家 小説 格付け 格付け会社 IF 最終更新日:2020/11/09 18:00 読了時間:約14分(6,611文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 40 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 32 pt |
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