「ねぇ紫音、聞きたいことがあるんだけど」 「んー？どうしたの、真琳？」 「　あ　な　た　　だ　れ　？　」 機嫌が良いのか悪いのか分からない声で真琳は質問してきた。 さっきまで一緒に、普通に、補習をしてただけなのになぜ幼馴染が私にそんな質問をするのか理解出来なかった。 真琳が口にしたその言葉の本当の意味は……。

　民族学者にして隠秘学者の兼業ライトノベル作家、飯田史には敬愛する先輩がいる。 　彼女、ロビン・リッケンバッカーは自分の著作を心から楽しんでくれるだけでなく、稀覯書収集家と言う側面を生かして貴重な資料を史に貸し出してくれるのだから、とても頭が上がらない存在だ。 　そんな先輩が、いつも以上に機嫌が良い。 　何があったのかと尋ねてみると、幻とも言える魔導書「ネクロノミコン」を手に入れる事が出来たと言う。 　興味津々の史は、早速ロビンと共に「ネクロノミコン」を仕入れたという骨董店に足を運ぶ。

その後前は、齢一桁の童姿だった。 ただ気に障る様な真似を致すと、容赦なく膝を付かせる。 そんな御前と夢の中で相対した。 気まぐれに、お話を聞いて下さる様だった。 注意事項1 起承転結はありません。 短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。 注意事項2 これが多分、正当な神様かと。

最近、王子の様子がおかしい。 まず、こっそりと城を抜け出すことがある。そして甘いものが好きではなかったはずなのに、城下の菓子屋での目撃情報がいくつもある。 そして何故か機嫌が良い日もあれば、変にぼんやりしている日もある。 怪しいと思って問い詰めれば、どうやら王子は菓子を持って「ダサい芋魔女」で有名な南の魔女を訪ねていたらしい。 聖女に言い寄られてもうるさそうにするだけだし、令嬢に囲まれても塩対応で全然女性に興味がなかった筈の王子なのに、自分から会いに行くなんてどうしてしまったのだろう。 王子はダサいと思っていた芋魔女が、誰も歯が立たなかった人型魔物を撃退してくれたお礼を届けているだけだと言うが、お礼を口実に会いに行っているようにしか見えないような……。 魔女と王子の2視点で進みます。

ある日、会社を終えて帰ると妻の機嫌が良い。 その理由は、子猫を今日から飼うことにしたからだ。 皆さん、子猫を飼うときは寝不足にならないように注意しましょう。