物語は御曹司の失踪から始まる。 政治、軍、学問、宗教──あらゆる勢力が交錯する帝都の地下で、魔術、儀式、そして人間の深層心理を巡る事件が静かに幕を開ける。 科学で幻想を解剖する大学教授・伊達政弘、 軽薄そうに見えて誰よりも鋭い子爵家の次男・橘薫、 理知と情に揺れる軍医少佐・河村学。 異なる立場の三人が、時に手を取り、時に騙し合いながら、“日本近代史のもうひとつの側面”に踏み込んでいく。 魔術と謎解き、友情と裏切り、幻想と現実が溶け合う連作集。 『東京魔術倶楽部』──知的興奮と感情の波に飲み込まれたい方へ。 ⭐︎カクヨム⭐︎で同内容を投稿中です。 軍医さんはしばらくしてから登場いたします。

平凡な私立高校生のカズマは、ある日自宅で魔法を使う黒ずくめの男に襲撃される。次に目を開けた時、彼はなんと赤ん坊になっていた！　しかも、ここは異世界だった？！ 地獄のような高校生活から見事脱出し、異世界で公爵家の次男として転生を果たしたカズマ。この世界で快適なダラダラ貴族生活を送ろうと思っていた彼だが、ある日、脳内に二つの不審な声が響き始める。 そのうちの一つは、自らを「魂工智能」としてカズマの魂に宿る、水神の亡霊だと名乗る。そしてもう一つは、その「魂工智能」の“妻”だという。 カズマはそこで、自分がこの異世界を創造した九神の一人――水神ラルスの転生体だと知る。 そして、堂々たる水神がなぜ転生することになったのか？　その原因は、ラルスが古代の超先進魔導文明を滅ぼしたことにあるという！ さらにカズマを驚愕させたのは、ラルスが文明を完全に滅ぼさなかったために、残存する魔導文明の王族が次元を超える刺客一族へと発展し、故郷を滅ぼした水神を抹殺しようと狙っていたことだ！ 哀れなカズマはラルスの力と、公爵家の次男という身分を盾に、一人で魔導文明の王族に立ち向かうことを余儀なくされる。しかしその一方で、貴族たちの醜い権力争いに巻き込まれ、転生者として見せる知恵は国王の注目までも集めてしまう！　やがて彼は、国内の反逆者たちからも標的とされていくのだった！ ただただ快適な生活を送りたいカズマは、果たしてその願いを叶えることができるのか？ 「気の毒に、カズマ。君は、どうも厄介事を引き寄せるらしい」 「なんでだよ！」 魔法×剣術×貴族生活 ドタバタな異世界生活が、今、始まる！

兄の謀略によって女性となったヴァイオラ公爵家の次男、クリスはあるとき、兄に雇われた殺し屋のファウストと出会う。 気まぐれにファウストと旅をしてみよう、と思ったクリスは自らの能力でファウストを脅し、強制的に旅の連れとする。 人の心を持たない悪魔のようなクリスに振り回されるファウストだが、なぜかクリスの言葉は心に残る。 不可解な感情に惑う孤独な殺し屋と、人の心を持たない悪魔のような少女（元少年）。 二人の旅の果てに待つものは。 ※最終話まで毎日更新。※モブがばんばん死ぬので残酷な描写ありをつけています。※二人の恋愛が主軸です。精神的BLでラブロマンス的な感じの話です。大柄な体躯の大男×小柄な元少年の少女のカップリングです。※アルファポリス、カクヨムでも連載中です。

俺は、森田　楓、三十四歳。市役所の土木課に勤める職員だ。 　道路の補修、橋梁の点検、河川の氾濫対策。誰に褒められることもなく、時に「遅い」「雑だ」と苦情ばかり浴びる仕事だったが、市民の生活を守るために不可欠な仕事だった。 　そんな彼には、守るべき家族がいた。 　妻と、小学五年生の長男、三年生の次男 　「おかえり！」と迎えてくれる声と、温かい食卓。それが楓の心を支えていた。 　――だから、あの日も。 　夜遅く、陥没しかけた道路を確認に行ったのは、そこが子供たちの通学路に近かったからだ。 　しかし突然、足元が崩れ、楓は闇の中に飲み込まれた。 　目を開けると、そこは湿った洞窟だった。 　岩壁は水気を帯び、天井から水滴がぽたりと落ちてくる。光源はなく、かすかに輝く紫色の苔が闇を照らすだけ。 「……ここは……どこだ？」 　呆然とした視界に、突如光の文字が浮かび上がった。 【固有能力：毒操術】 　その瞬間、手のひらから紫色の液体が滲み出し、岩肌に落ちると、じくじくと泡立ちながら腐食していった。 　不気味な力に息を呑みつつも、楓は唇を噛みしめる。 「……帰らなきゃ。絶対に」 　妻をひとりにしてはいけない。 　幼い子供たちを残してはいけない。 　どんな世界だろうと、生き延び、この力を利用し、必ず元の世界へ戻る。 　その決意だけが、心を奮い立たせた。 　楓は洞窟の闇を見据え、深く息を吐いた。 「まずは……生き延びるための環境整備からだ」 　市役所土木課職員、森田　楓。 　毒を操る異世界サバイバルが、今始まる。 　唯一の目的は、愛する家族のもとへ帰還することだった。

　十七年前。半島の覇権国アレッシアは海洋国家ハフモニとの戦いに勝利した。アレッシアの建国に寄与した名門中の名門、『ウェラテヌス』はこの戦いにおいて国家の助けとするべく私費で造船のみならず無産市民への武器の配布も決行。結果、名声は上がったが蔵は空になり、一気に衰退への道をたどることになってしまった。 　名門でありながら次男エスピラ・ウェラテヌスをまるで奉公のように同じ貴族であるセルクラウス一門に貸し出すほどに。 　ウェラテヌスの不幸はまだ続く。 　十二年前に父が戦地で死亡し、十一年前に長男が死ぬと心労が祟ったのか母も後を追うように居なくなった。一門を継いだ叔父も九年前に亡くなる。 　こうして、若干十一歳にして一門の代表となったエスピラはアレッシア一の権力者タイリー・セルクラウスに取り入り、十九にしてその娘、メルア・セルクラウスを貰った。 　そして今。 　名門の復活を志すエスピラの物語が始まる。 　不完全ではありますが、地域の大まかな位置のまとめや人物のまとめは活動報告にあります。 　エブリスタ、カクヨムでも公開しております。

葉月家の三兄妹は、"都会の田舎”に引っ越してきた一家。 いたって普通の長男・春詩。とにかく普通。まずもって普通。 美少女と見紛う、いやそのまま女の子といっていい容姿、わけありの次男・莉緒。 元気が取り柄の末っ子・りこ。 三人の兄妹の物語。 中学生の修学旅行で、心ないイタズラを受けた莉緒は、それを克服しながら、兄の通う青陵学園への入学を果たす。 莉緒は過去の事件の影と戦いながら、守ってくれる兄と、信頼できる友人を得て前を向く。 その心には、自分の体と向き合って決めた秘めた気持ちが芽生えていた。 一方、いつも一年おいてきぼり、と駄々をこねる末っ子・りこ。 親友とみちゃんのサポートで、自分の気持ちを見つけていく。

気付いたら、異世界の公爵家の次男坊として、この世に生を受けていた。 いわゆる前世の記憶がある、異世界転生というヤツである。 名前こそ思い出せないが、前世ではオタクとして全力を尽くしていたら、不摂生が祟って、割と早めにポックリ死んでしまった。 まあ、心残りが無かったと言えば嘘になるが、生きたいように生きた結果だし、後悔はしていない。 生まれたのは、異世界にあるとある王国の公爵家。 権力と血統に溺れたクズな兄弟たちと両親以外は、文武両道の才能ある身体に生まれて、切り札たる覚醒能力にも恵まれた。 そんな俺が自分の生きたいように、やりたいように生きて行くお話。 オタクが異世界転生したら色々とやりたいに、決まってるよなあ？ とはいえ、迂闊な事をして死ぬのは御免被るので、着実かつ慎重に。 やりたいようにやって、天寿を全うしてやるぜ！ 皆様の応援のおかげでランクインしました！ 現時点での最高記録 176 位 [日間]総合 - 連載中 65 位 [日間]ハイファンタジー〔ファンタジー〕 - 連載中 79 位 [日間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - すべて 49 位 [日間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - 連載中 227 位 [週間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - すべて 152 位 [週間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - 連載中 264 位 [月間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - 連載中

剣と魔法の世界で描かれたある少年の物語 シャムロック王国の辺境にある小さな村に住んでいる3兄弟の次男レーヴェは幼少の頃から優秀な兄のアーサーと脳筋ブラコンの姉ミラと一緒に父クライドと母マリーナから鍛えられていき、親と同じ冒険者を目指すようになる。 レーヴェに訪れる数々の出会いと別れ、彼はどのような足跡を残すのか 乞うご期待

「いい加減、罪を認めてはいかがですか！お義姉様」 ロディナには何度も人生を繰り返した記憶があった。義妹のこの台詞は、数えるのも嫌になるほど聞いている。 伯爵家の次男ヴァルクとロディナの婚約を、義妹エイレアが邪魔をする。これがお決まりのパターンとなっていた。 何をやっても探し人は見つからず、嫌がらせからもループからも抜け出せない。そんな彼女に転機が訪れる。 「王太子様とのご婚約、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げますわ。身分など関係なく、とってもお似合いのお二人ですね」 元孤児であったロディナと王太子の婚約が決まった。しかし、王太子は黒幕と言われているような人間らしく――。 （悪には悪がお似合いだと……。ではこの婚約、思う存分利用させていただきます。私と殿下を結びつけたこと、後悔しないといいですね） この婚約を仕組んだ人間を探すべく、ロディナは動き出す。

　槇原志保は幼い頃に両親を失い、親戚をたらい回しにされた末に川島家で生活するようになった。温かい人たちに囲まれ暮らすことで、彼女はこの大切な場所を失いたくないと強く願うようになる。 　そんな彼女は、川島家の次男である川島良樹にいつしか淡い恋心を抱くようになっていた。だがやがて良樹にカノジョが出来て……。

伯爵家の三男坊のノッシュ=ノールは18歳の誕生日の朝に前世の記憶が甦る。 前世の彼は天寿を全うしたものの、生涯独身どころか恋愛経験ゼロのまま人生を終えてしまった日本人だった。 その彼の末期の願いは「次に生まれてくる時は十代で彼女ができて二十代で結婚できる人生を……」というものだった。 その願いが叶ったのか、今日は公爵家令嬢との婚約の儀が執り行われる日。だが、この縁談は家同士が決めた所謂政略婚だった。 婚約の儀では早速婚約者であるアルヴァ公爵家の令嬢テシリアに強烈な塩対応を受けるノッシュ。 そんな塩対応にも関わらず、ノッシュは少しずつテシリアに魅かれていく。 訓練用ダンジョンの運営、隊商護衛の仕事、果てはテシリアと因縁がある有力貴族の次男との決闘など、様々な出来事を経験していくうちにテシリアとの距離も縮まっていくようにも思えた。 そうしているうちに王国内の街道に魔物が現れたと知らせが入る……。 前世に続き現世でもブサメン非モテのノッシュが、様々な困難を経験しながら、本当の恋を求めて不器用に突き進む。 ※カクヨムでも公開しています。

異世界に迷い込んだのは、ただの占い師――のはずだった。 百瀬しらたま、二十二歳。 タロットカードを手にして日々を生きてきた彼女は、 気づけば王都と宿場町をつなぐ“南の花園ラセルナ”に立っていた。 祈れば風が吹き、香炉に願えば光が宿る。 その力は「祈りの風」と呼ばれ、時に人を救い、時に国を動かす。 だが、彼女自身はただ「誰かのために祈りたい」と願うだけ。 吟遊詩人にしてリース家の次男ヴァルター。 錬金術師の卵であるルーベン。 どこまでも人を導く“先導”のギフトを持つ兄・環。 そして、破天荒なオカマの勇者クラウス。 個性豊かな仲間たちと共に、 しらたまはラセルナ支部を拠点にして異世界を歩んでいく。 ――だが、彼女の名はすでに王都で囁かれていた。 「白の聖女」。 国外にすら届くその呼び声は、 やがて世界を揺るがす嵐を呼び寄せる。 龍が眠る大地、祈りに揺れる風、そして星を詠むタロット。 一人の占い師が辿る運命は、世界を変える光となるのか――。 祈りが未来を照らすファンタジー、ここに開幕。 《900PVありがとうございます！》 2025/09/23(火) 272 位 [日間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - 連載中 2025/09/11(木) 257 位 [日間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 - 連載中 78 位 注目度 - すべて 43 位 注目度 - 連載中 2025/09/10(水) 59 位 注目度 - すべて 32 位 注目度 - 連載中 カクヨムでも別タイトルで連載中『白の聖女-店舗務めの占い師、知らぬ間に聖女にされて世界を救う-』／旧題：「下町宿場の占い師さん～異世界転移しましたが本職の力で生き抜きます！～」

過労の末に命を落とした僕が目覚めたのは、剣と魔法が息づく異世界。 田舎貴族の次男メルヴィンとして、待望のセカンドライフが始まった！ 前世で心から願ったのは、ただ一つ――「のんびり、穏やかに暮らしたい」。 そんな僕の頭の中に、なぜか優しい声が聞こえるように。 その声の主は、僕のスローライフを全力でサポートしてくれるという高性能AI『ナビ』だった！ 周りからは「いつもぼーっとしている子」だと思われているけど、頭の中ではナビとこっそりおしゃべり中。 これは、頼れる相棒AIと一緒に、魔法を生活の便利ツールとして使いこなし、優しい家族に見守られながら、理想のぐうたらスローライフを目指す、ほのぼの領地運営ファンタジー！

この国を救うのは魔法じゃない。武器は経済学と地政学。 　地政学と経済学が支配する令化の世界で、ランドパワーとシーパワーの覇権を巡る戦争が苛烈さを増していく。 　その狭間で静かに滅びゆく島国日本。 ――それに追い打ちをかけたのは南海トラフ大震災という、天災という名の「人災」だった。 　絶望の淵で、三人の兄弟は、この国を蝕む“見えざる構造”を知る。 長男は、言葉で「貨幣」の流れに挑む。 次男は、拳で「力」の誇りを取り戻す。 三男は、知識で「飢えなき豊かさ」を創造する。 これは、絶望を魂に刻んだ三兄弟が、滅びゆく祖国の運命に抗う、静かなる戦争の物語である。 ※YouTubeにて、PVも展開中です。(#地政経済戦記かヤマトハジメで検索！) ※本作は「カクヨム」にも掲載しております。 ※本作はフィクションです。物語の性質上、実在の地政学、経済学、歴史などに関する情報をモチーフとしますが、登場する人物、団体、国家、および発生する事件は全て架空のものです。

俺の初恋は、最悪の第一声から始まった。 伯爵家の次男として政略婚約を言い渡され、渋々向かった婚約者との初対面。 現れたのは、まるで春の陽だまりみたいな笑顔を浮かべる少女――リヴィア・ラヴェルナ。 ……そして俺は、動揺のあまり、人生最大の暴言を吐いた。 それから彼女は隣国へ5年間の留学。謝るチャンスすらなく、俺はひたすら後悔した。 もう一度会えたなら、今度こそちゃんと隣に立ちたい――そう願って努力し続けた。 そして迎えた再会の日。 完璧すぎる“王子様”みたいな彼女が、なぜか俺をエスコートしてきて……！？ すれ違いから始まった不器用な初恋、再会から始まる恋と成長の物語！

剣の名家の次男としての人生を捨て、アルテミシア王国の第1王女として生きる少年の物語。 pixivでも掲載しています。

「フレイム伯爵は次男であるルクスに継がせることにした。使える魔眼すら劣等眼とは……ヴァル、お前にはがっかりだ」 放蕩を続け、何度叱られても態度を一切改善しようとしなかった伯爵嫡男のヴァル・フォン・フレイム。 廃嫡を告げられた彼は、そのショックで前世の記憶を取り戻す。 彼はこの世界が自分がやりこんでいた『スペル・シンフォニア』の世界であることに気付き、愕然とした。 彼が転生したフレイム伯爵家はゲームにおいて、突如起こった魔族の侵攻に為す術なくやられてしまい、ゲーム開始地点で既に滅んでしまっている家だったからだ。 残されたタイムリミットは五年。 そして廃嫡された彼が開拓を命じられたのは、将来的に魔族との戦争における最前線となる北部辺境のダート森林。 彼は他人の忠誠を数値という形で見ることができる『忠義の魔眼』とゲーム知識を頼りにダート森林の開拓を進めていく覚悟を決める。 親不孝をしても自分を見捨てなかった父を、不出来な兄をそれでも慕ってくれた弟を……自分を愛してくれた全てを守るために。

伯爵家の次男坊ダニエル・エインズワース。この世界では女神様より他人より優れたスキルが1人につき1つ与えられるが、ダニエルが与えられたスキルは「素潜り」。貴族としては、はずれスキルである。家族もバラバラ、仲の悪い長男は伯爵家の恥だと騒ぎたてることに嫌気をさし、伯爵家が保有する無人島へ行くことにした。はずれスキルで活躍していくダニエルの話を聞きつけた、はずれもしくは意味不明なスキルを持つ面々が集まり無人島の開拓生活がはじまる。 魔法はない世界、でも魔道具ありのご都合ファンタジー。

学園一と名高い美少女に呼び止められた。 「貴女、悪役令嬢ではないの？」 あー、やっぱりここってそれ系なんだ。 前世の記憶が蘇ったから、転生かと思ったら、学園に来てから違和感が。 ある男子達が異様にハイスペックイケメン。 王子、宰相の次男、大公長男、そして隣国王子が二人 ここまで同年に揃うものか？ しかも、一つ上に宰相長男、隣国王子 一つ下に、大公次男の双子など。 イケパラーっと楽しむ趣向だったら、楽しめただろうが、イケメンには興味ない。 「あー、やっぱりここってそれ系の世界だったんだ」 知らない乙女ゲーに転生してしまったが、乙女ゲー嫌いなんだよね。 もっぱら、RPG派なので、冒険するよ！

私の名前は朝比奈昌澄。 春の国の名家のしがない次男にして、第二騎士団の副団長です。 これから語るのは私ではなく――兄の物語。 朝比奈清澄、清廉なる第二騎士団長。顔ヨシ、性格ヨシ、家柄ヨシ、武勇ヨシ。 そんなハイスペック兄上が選んだ伴侶は、元・敵国の姫君にして副師団長、一条光さん。 花より血の匂いが濃い戦場で出会い、国を揺るがす婚姻へ。 その舞台裏を、弟の私が“目撃者兼ツッコミ役”として全力でお届けします。 ……ええ、独身の身から言わせてもらえば。 リア充爆発しろ。 ――これは、国を変えた夫婦の物語。 そして同時に、『脇役』の私の記録でもあります。 と、本気で自分をモブだと思っているハイスペック次男の話です。 カクヨムにも掲載しております。