私、林　泪（ルイ）女性 　治療するために行った歯科医院で、慰労過誤に遭う。ヤブでブラックな歯科医師に何をされたのか？今まで順風満帆な生活を送っていたのだが、人生とは何かが起きないといけないものなのだろうか？そんなある日、閃きが降りてきて「このまま何もなかったかのように黙っていてはダメ」という声が聞こえる。悪徳弁護士に脅されたり、医療訴訟の難しさにウンザリする。正しいことが正しく起きるとは限らない？正義ってあるの？

　怪人とは、悪。ヒーローとは、正義。 　怪人はヒーローに殺されるもので、ヒーローは怪人を殺すもの。 　正義は必ず勝つ。 　 　…本当に、それが正しいのだろうか。 　ヒーローも、怪人も、どちらもおなじバケモノじゃないか。 　怪人は人間を殺し、ヒーローは怪人を殺し、人間は地球を殺す。 　それの、何が違うというんだ。 　自分たちを脅かす怪人が悪で、自分たちを守るヒーローが正義？ 　そんなの、ただ身勝手な価値観を押し付けてるだけじゃないか 　ヒーローは、守るものが多いから強い？　絆の力？　愛の力？　 　所詮、ただの暴力だよ。 　怪人は悪？　怪人ヒーローの引き立て役？　怪人は殺されて当たり前？ 　そんなの、理不尽じゃないか。 　怪人だって、頑張ってるんだ。怪人にだって、信念がある。目的がある。心が、ある。 　僕は、怪人が好きだ。 　ヒーローが嫌いだ。 　 　僕が、死んでいった怪人たちの思いを継ぐ。 　ヒーローによって打ち砕かれた理想を継承する。 　僕が、俺が、誰にも殺されない怪人に、なる。 　ヒーローが死なない時代は終わりだ。 　殺戮を、始めよう 　

「正義は必ず勝つとは限らないし、悪は必ず裁かれるとは限らないし、努力は報われないことのほうが多いし、信頼が裏切られることはよくあるし、善意がもたらす悲劇は世の中に溢れている」 　－『僕は友達が少ない』平坂読著（MF文庫）９巻p.141より この文章から思考できることを書いてみました。言ってみれば、この当たり前の現実認識を失望ではない形、希望として受け止めるにはどうしたらいいか、という観点で書いた哲学エッセイです。結構、文章は堅いですし、ほぼほぼ不可能に見えることを可能にしようという試みですので、一般に理解できるものでもないと思います。 要点だけ書いておきます。 　１：「正しいことはいずれ正しくなるから正しいのです」 　２：「裁かれないのであればそれは悪ではないのです」 　３：「世界のどこを探したって、悪意を持とうと願う人はいないのです」 　４：「正しく努力して報われないのであれば、それは正しくなかったのです」 　５：「信じるとは裏切られても信じ続けるから信じるなのです」 　６：「無償の信頼こそが人生の感動の源なのです」 　７：「善意は持ち続けるだけでこそ価値があるのです」 　８：「すべての悲劇の真因は善意が無造作に表現されることにあるのです」

正義は必ず勝つ　よく使われる決まり文句 それにならってアニメなども作られている ほんとにそれが正しいのか？それはほんとに正義のか？ 疑問に思った主人公は、ヒーローたちと敵対関係になる 主人公の今後は、どうなってしまうのか・・・

世界の平和を乱す悪の秘密結社「チキュウヲダイジニ」と戦う正義のヒーロー、とんずら戦隊逃ゲルンジャー！ これは正義の味方と悪の組織の戦いの記録であ……ザザッ。ザッ。ザアアアアアァァァァァァ……

ヒーローと悪の組織が交戦する世界。正義や世界征服が単なる建て前に成り下がった時代。金や名声を求める者、暇つぶし代わりに力を振るう者。それぞれが己の欲望に従いヒーローと悪とに分かれ戦う現代には、交戦において一人の死者も出してはいけない掟があった。エンターテインメントと化しつつある両組織の戦いの日々の中、悪の組織のエリート・ノットと新入社員で問題児のチェルシーが出会ったことで一つの物語が始まっていく──悪の組織が負ける？　正義は必ず勝つ？　そんな常識は時代遅れだ！　　(以前サイトで連載していたものを転載してお送りしております)

　少年は戦い続けるためと番長になるため転校生としてやってきた。それが『番長戦争』という戦いに巻き込まれる運命だったとも知らずに。 　番長部のおかしな仲間達と一緒に『番長戦争』で巨大な敵に立ち向かう転校生は、必勝を目指し訓練とルールの穴を突くのに邁進する。 「正義は必ず勝つんだ」とつぶやくと「お前が言うな」と返される転校生に明るい未来はあるのか？

皆さん、突然ですが「正義は必ず勝つ」ということをご存知ですか？ご存知でしょう。では敵キャラがどんな仕打ちをうけているか皆さん知っていますか？皆さんは勇者たちの活躍にしか興味が無い。敵のことなど知らない。そう思っているでしょう。では、とある勇者達と魔王達を見ながらその真実を探っていきましょう。では、ごゆっくりとお楽しみください――――