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作者:青木 航/作品情報/Nコード:N4578GF
完結済 (全81エピソード) |
藤原秀郷の落とし種、六郎・千方は、相模の山中で自家の荷駄の列を襲おうと待ち構えていた十五人の男達を逆に急襲し、皆殺しにしてしまう。
男達の正体は、武蔵権守・源満仲の弟・満季の郎党と手の者達だった。
源満仲は、都では、千方の長兄・千晴と勢力を二分し、共に源高明を私君と仰ぐ兵(つわもの)である。
京に上った千方は、兄・千晴と主・高明のお陰で修理職に奉職し、順調に出世を重ねる。
だが、『安和の変』で主・高明は失脚し、兄・千晴は遠島となってしまう。
謀反をも覚悟して起こした、世に言う『千常の乱』。
参議・藤原兼通の大幅譲歩による密約を以て乱は終息する。
その後、修理職に復帰を果たした千方。
まだ遠いが、微かに修理大夫の座も視界に入って来た或る日、修理大夫であり参議でもある源惟正から、鎮守府将軍に転出するよう打診を受ける。
だが、鎮守府将軍の任が明けた後は……
一方、摂政・藤原兼家の命により、花山天皇を騙して退位させることに手を貸した満仲は、凡そ一年後、突然、出家してしまう。
満仲・満李兄弟との因縁の確執。更に、藤原摂関家との駆け引きを軸に物語は進み、歴代の帝、摂関家の人々。更には、安倍晴明も描かれる。
満李の謀により、平忠常から圧迫を受け、甲賀三郎の招きに応じ甲賀に逃れた千方は伊賀に新しき土地を得る。
伊賀の青山に伝わる、四鬼を操る伝説の悪の将軍『藤原千方』とこの物語の主人公との関係は?
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 時代小説 平安時代 武士の始まり 最終更新日:2020/05/26 11:18 読了時間:約638分(318,928文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 46 pt ブックマーク: 12件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
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