歴代初となる女性の神力者であり、次期皇帝候補の月花泉凪（つきはないずな）は、皇帝になるための条件に必須な各家の当主を決めるため開かれた座学に参加する。 そこでは個性豊かな男性だらけの他の候補者たちがおり、好意や嫉妬と言った様々な感情が泉凪に向けられる。 そんな中でも当主を決める座学は進んで行き、様々な人間模様も変わり始めるのだった。 花咲く頃の若者たちの愛情、友情、憎悪、様々な想いが交錯し交わる和風皇宮物語。 ※若干の百合、BL描写があり。

主人公マリー・ド・パロメスは、前世よだれと鼻水が詰まって死んだ。 それに対してあまりにも不憫だと思った神様から特別に転生と転生特典をもらうことになるが、神様を強請って水の加護と雷の天賦の才を得る。 が、そこまでは良かったが学園ゲームの悪役皇女に転生させられた。 マリーは憤慨したがすでにどうしようもないので、水の加護で家族たちの体を無意識に強靭にしていき、すくすくと成長していく。 なぜか原作より大きな身体になった兄弟や姉、マイルドになった皇妃様と和気藹々と過ごしていくうちにマリーは思い出す。 自分がラスボスの魔王の妃として、世界を地獄に落とす諸悪の根源になると！ マリーは魔物を助け、魔の王と崇められたり、神聖国から聖女に認定されたりして行くうちに、マリーは歴代初の魑魅魍魎たちを統べる女帝となった。 そんな大歓声の中、マリーは天を指差し…… 心の中で「違うでしょうが！」と叫んだ。 どうぞ、お付き合いよろしくお願いします。 総PVが25,000と総合評価250pt超えました！　皆様、読んでいただきありがとうございます！ 少し推敲したものを再度カクヨム様にて投稿しております。 よければお付き合いよろしくお願いします。

誰も登ったことのない山に登ろうとする傲慢な王様の話。

「天才」と呼ばれる者しか入学することが許されない、私立如月学園になぜか俺が入学することになった。特別生として… 歴代初めての特別生。 それにはなんの意味があるのか。 そんなことには俺にもわからない。 でも短い学園生活を平凡に楽しく生きたいと、俺は心から願うのだった。